アジカン後藤正文、レコーディングスタジオ建設のためクラファン開始


NOT WONK加藤修平はなぜ苫小牧で活動を続けるのか?NHKの密着特番に後藤正文、カネコアヤノも


フジファブリック山内×アジカン後藤×くるり岸田、対バンライブを前にフロントマン鼎談

森朋之(もり・ともゆき)/音楽ライター。1990年代の終わりからライターとして活動をはじめ、延べ5000組以上のアーティストのインタビューを担当。ロックバンド、シンガーソングライターからアニソンまで、日本のポピュラーミュージック全般が守備範囲。主な寄稿先に、音楽ナタリー、リアルサウンド、オリコンなど。

ASIAN KUNG-FU GENERATION喜多建介 / 山田貴洋 / 伊地知潔

アジカン後藤正文が生配信でスタジオ建設語る、中村佑介ら45名の応援コメントも到着

【AERA2024年12月23日号(12月16日発売)】団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることで起こる「2025年問題」。「社会保障費の増大」「医療に関わる人材の不足」「労働力不足の深刻化」の3つが大きな問題になってくると言われています。その子どもである団塊ジュニア世代にとっては、親の介護や自身の老後について否応なしに直面させられることに。よりよい後半生のために、不安なく将来を迎える術を考えます。

気になるスタジオの利用料について後藤は協議中であることを前提に、「目標は1日あたり3万円あたりでお貸しできたら、施設の維持費などを考えると妥当」「宿泊費は検討中だが、お金がない若手はタダで泊めてあげたい……」と自身の率直な思いを明かしていた。

音楽家として、ひとりの市民として、社会課題に向き合いながら、真摯な言葉を発してきた後藤さん。その姿勢には、僕自身も影響を受けてきました。


Gotch / 後藤正文 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ

【ASIAN KUNG-FU GENERATION 喜多建介, 山田貴洋, 伊地知潔 コメント】

ASIAN KUNG-FU GENERATION後藤氏が創立したNPO法人 ..

そして最近、後藤さんが中心となってNPOを設立。静岡県藤枝市にスタジオ「Music Inn Fujieda」を作るというニュースも目にしました。

アジカン後藤さん支援の音楽スタジオ設立へ CF成功 静岡・藤枝に

後藤さんは仲間たちとともに現地を取材しながら、自らも記事を執筆。震災以降の東北各地や、次世代のエネルギーをめぐる現場をフィールドワークしてきました。

後藤正文 [NAVIGATORS PROFILE] : J-WAVE 81.3 FM RADIO

アジカン後藤正文が音楽支援を行うNPO法人創立「何度でもチャレンジできる場所を目指す」(ナタリー)

アジカンのゴッチ氏が蒔いた種と、ぼざろのぼっちが受け取っ ..

そんな後藤さんといえば、アーティストとしての活動だけでなく、ずっと社会と向き合った活動を続けてきた方です。

”アジカン”の後藤正文さんが、ミュージシャンなどを支援するNPO法人を設立=静岡・藤枝市 ..

とても大事な視点だと思います。「アメリカン・ユートピア」に関しては、デヴィッド・バーンが何も損なわず、言いたいことを明確に言っているように感じたし、すごくカッコいい大人だと思ったんですよね。音楽もすごくいいんですけれど、「よかった」では終わらない何かがあるし、映画を観た人にいろいろな気持ちを持ち帰らせる作品だなと。エンディングでデヴィッド・バーンが自転車に乗って劇場を出るんですけど、そこにもメッセージが感じられて。ただ、音源(アルバム「アメリカン・ユートピア」)の段階では「女性アーティストとのコラボレーションがまったくない」という批判もあったんです。映画が公開されたときも「アジア系のミュージシャンが参加していないのはなぜか」という意見があったし、社会的な課題はどんなところにも存在しているんですよね。それを受けて、また新しい作品につながるんじゃないかなと。

ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文氏 TALK&LIVE EVENT

藤枝市のまちづくり事業とも連携しながら、古い蔵をスタジオに改装し、ミュージシャンが練習や収録に取り組める場を提供するプロジェクトを立ち上げるんだとか。

後藤 正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

藤枝市民会館での公演は両日とも約700席が満席となった。「リライト」「ソラニン」などのヒット曲やサッカーJ2・藤枝MYFCの応援ソングにもなった「解放区」など20曲余りを県内外のファンが楽しんだ。会場には「アップルビネガー音楽支援機構」の募金箱も置かれ、「未来のミュージシャンのために」との後藤さんの呼び掛けに応じて、寄付するファンも多かった。

アジカン後藤の音楽賞に君島大空、SATOH、原口沙輔、CHO CO PA

ジモコロで全国の現場を取材する中で、ローカルと社会は地続きであると感じてきました。一息に世界を塗り替えることは難しい。けれど、それぞれの現場で少しずつポジティブな変化を積み重ねていくことが、よりよい未来に繋がるのでは? だからこそ、後藤さんが静岡で挑戦しようとしていることが気になったんです。

揺らぎ、1stフルアルバムのリミックス版を配信リリース アジカン後藤正文がマスタリングを担当.

後藤さんは藤枝市に隣接する島田市六合地区出身。公演では、制作環境に恵まれないミュージシャンたちに天井が高く広いスタジオを提供したいと、約2年前から、藤枝市役所で空き家対策を担当していた友人と町を歩き回ったというエピソードを紹介。「藤枝に愛着が深まっている」と語った。

HHMM、アジカン後藤正文/長谷川白紙/井上銘を迎え一夜 ..

なぜ、改めてローカルでの場づくりにチャレンジしたのか。スタジオを通じ、どんな場を作ろうとしているのか? 後藤さんに話を聞きました!

アジカン・後藤「どれだけ儲かるかより…」 新アルバムに込めたもの

スタジオに改修する土蔵は、東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ同市の旧市街地にある。後藤さんは「宿場町には、旅のアーティストを泊めてやり、その礼にアーティストが作品を置いていく文化もあった。東海道にスタジオをつくることに、意味があると感じている」と力を込めた。

アジカン・後藤「どれだけ儲かるかより…」 新アルバムに込めたもの ..

「さきほどのライブ、最高でした! 今日のフェスは、福島原発の事故で避難区域になった町・浪江(なみえ)が舞台です。後藤さんは震災をきっかけに『THE FUTURE TIMES』の活動も始められてましたよね」

苫小牧『FAHDAY』第3弾発表でEGO-WRAPPINら、アジカン後藤による展示作品も

CFは藤枝市にある茶の倉庫だった土蔵とビルを改修し、滞在型音楽制作スタジオ「Music Inn Fujieda(ミュージックインフジエダ)」をつくる費用に充てるため、9月にスタート。12月初めに目標額に達した。スタジオは2025年秋ごろ完成する予定で、後藤さんが機材を提供し、大手レーベルに属さないミュージシャンの活動を金銭的、技術的に支援する拠点とする。地域交流に使用できるスペースも整備するという。