豪ドル/円見通し(為替/FX ニュース):豪ドル円はクリスマス休暇のため休場|本日は通常通り取引可能(2024年12月26日)


OANDA証券では、上記で紹介したサービスやツール以外にも、お客様の取引をサポートするサービスやツールを豊富に提供しています。
詳しくは、以下の記事を御覧ください。


海外市場では、短期間で急激に進んだ円高に対する調整で、ドル/円の買い戻しが優勢になった。この日発表された米国の第2四半期GDP(国内総生産)が予想を超える強さとなったことで、
米国の景気後退懸念がやわらいだこともドル/円を押し上げ、未明に154.32円まで急速に円安に戻した。終値は154.03円。24時間のレンジ幅は2.39円。

豪ドル(AUD)は豪州で発行される通貨で、先進国通貨の1つとして知られています。
豪ドル/円は長期間にわたってレンジ相場を形成しており、2024年12月時点でレンジの上限付近に位置しています。

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

しかし、後になればなるほど「大幅で急激な」利上げに追い込まれることは、FRB(米連邦準備制度理事会)の例でも明らかである。来週の利上げがなければ一時的に円安に戻るだろうが、ドル/円相場は今以上に不安定になるリスクがある。

OANDA証券では、初心者の方でも取引を始めやすいよう1通貨から取引を行えます。
たとえば1豪ドル95円とした場合、約4円から取引を始めることが可能です。

円:政府がレパトリに税控除を検討。円安防止策として
米経済:景気停滞と物価上昇のスタグフレーションの兆候
ECB:マクロン大統領「ECBはインフレ目標だけでなく、経済成長も配慮すべき」
銅:国内需要不振で、中国が銅の輸出ドライブ
欧州インフレ:ECB「2025年半ばには目標の2%まで下落すると予想」

早朝のの準備などもあり、毎朝始発で出勤しています(その分帰宅も早い)。最近は家を出るときはまだ外は真っ暗。朝と言うより夜です。今週、家を出た際にふと空を見上げると、オリオン座が見えました。冬ですね。


見通し】円高の流れを形成、来週の日銀決定会合に向けて ドル円は今日の東京市場で154円 ..

10日のRBA理事会の声明を見ると「基調的なインフレは依然として高いものの、経済活動に関するその他の最近のデータはまちまちで、全体としては11月の予想よりも軟調となっている」と示してありました。RBAの指す基調インフレ率は豪統計局(ABS)が公表しているCPIトリム平均になります。最新のCPIトリム平均は四半期ベース(7-9月期)、月次ベース(10月)ともに前年比+3.5%でRBAによる今年の年末時点の予想(+3.4%)を上回っています。ただ、インフレの減速ペースは概ねRBAの予想通りと評価しており、声明ではインフレに関して「インフレ上振れリスクに対して警戒し続ける必要性」との文言が「見通しに沿う形でインフレ圧力が低下していることに一定の自信を抱き始めている」に置き換えられていました。10-12月期のCPIトリム平均は来年1月29日に発表されますので、ここでインフレが反発を示さなければ、2月のRBA理事会(18日)での利下げ開始に向けて一つハードルを越えることになりそうです。
経済活動を見ると、豪7-9月期国内総生産(GDP)は前期比+0.3%で市場予想(+0.5%)を下回りました。政府部門の支出が拡大した一方で、個人や企業の支出は低調な結果となっています。豪政府によるエネルギー料金補助政策により、エネルギー料金が家計支出から政府支出へ移行しましたが、その余裕ができた分の多くを各家庭は貯蓄に回した様です。政府による景気支援策が期待(インフレ面からみると警戒)したほど豪経済を支える材料になっていないことも、RBAが利下げに移りやすくなっている一因として考えられているようです。
一方で、労働市場は引き続きひっ迫した状況が続いています。豪州の雇用者数は10月に6カ月ぶりに過去1年の平均増加数を下回り、労働市場のひっ迫がやや緩和されてきた可能性を示しました。しかし、12日に発表された豪雇用統計では、雇用者数が3.56万人増加。再び過去1年間の平均増加数を上回りました。この反発が一時的なものなのか、それとも強い労働市場が続くのか、今後も注目が必要です。ただ、5月から9月の間、過去1年間の平均を上回る雇用者の増加を記録した割には、前述の通り7-9月期GDPでは個人消費が伸びていませんでした。RBAの利下げを見極めるには労働市場よりも経済活動を示す指標に注目したほうがよさそうです。

とはいえ、来週は豪州の主要な経済指標の発表は予定されていません。豪州以外の他国では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合といった重要イベントが控えています。来週は米ドルや日本円中心に豪ドル相場が動くことになりそうです。

【豪雇用者数変化の推移】

ドル円予想 | 植田日銀総裁の講演待ち | 今日のアナリストレポート

来週は豪州や中国で主要な経済指標の発表は予定されていません。米大統領選以降、市場のメインテーマはトランプ次期米大統領の政策です。トランプ氏の掲げる政策は減税、関税強化、移民送還など、どれをとっても米国のインフレを再加速させかねないものです。そのため米国の長期金利が上昇しやすく、米ドルが買われやすい地合いは来週も続きそうです。さらに、中国や欧州に対する米国の関税強化は強く懸念されており、ユーロや中国と交易関係の強い豪ドルは対米ドルで売られやすくなっています。ドル高による米ドル円の上昇とストレートドル(豪ドル/米ドル)の下落、双方に引っ張られて豪ドル/円は来週も方向感のない動きが続きそうです。

豪ドル/円の見通しを予想、解説!年内100円到達の可能性はある?

今週は豪7—9月期賃金指数(WPI)、豪10月雇用統計と豪州の労働関連指標が相次いで発表されました。13日に発表された豪7—9月期WPIは前年比+3.5%、前期比+0.8%といずれも市場予想(+3.6%、+0.9%)を下回りました。翌14日に発表された豪10月雇用統計では、雇用者数が1.59万人増と市場予想の2.5万人増を下回りました。雇用者数変化が市場予想を下回るのは今年の3月分以来7カ月ぶりとなりました。これらの結果は豪州の労働市場が減速しつつあるサインと受け止められないこともありません。ただ、その前の6カ月は市場予想を大きく上回る結果であったことを考えると、今回の豪10月雇用統計や豪7—9月期WPIが市場予想を下回ったことで、豪準備銀行(RBA)がすぐに利下げに転じるとは考えられません。短期金利市場が織り込むRBAの利下げ開始時期は来年の5月です。ほかの主要国が利下げに金融政策のかじを切る中で、いまだに利下げに動かない豪ドルは国内発の材料で大きく下げることはあまりなさそうです。

豪ドル/円見通し 「クリスマス相場 狭いレンジで 推移か ..

今週の豪ドル/円は95.78円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.50円前後で週初を迎えました。9日には中国が2025年の金融政策や財政政策を強化する方針を示したことで、同国と交易関係の強い豪ドルとNZドルは買いで反応。豪ドル/円は97円台後半、NZドル/円は89円手前まで上値を伸ばしました。10日には豪準備銀行(RBA)理事会が開催され、声明内容が前回と比べてハト派的になったことで、短期金利市場が予想する2月のRBA理事会での利下げ観測が急速に高まりました。ただ、12日に発表された豪11月雇用統計が予想を上回る結果となったことで、2月RBAでの利下げ観測は5割前後まで後退しています(執筆時)。

03JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行12月理事会議事要旨が材料に□上げ渋り、日本の為替介入を警戒今週の豪ドル・円 ..

これにより、約94円(2015年6月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約76円(2016年6月時点)まで下落してしまいます。

【SBI FX NEWS!】RBA受け豪ドル円が上昇 米3年債入札に注目!

今週の豪ドル/円は100.46円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は91.06円前後で週初を迎えました。今週の外国為替市場は米ドル中心の値動き。前週に実施された米大統領選で共和党候補のトランプ氏の大統領返り咲きが決まったことから、週明けの月曜日(11日)からドルが全般的に買われました。豪ドル/円、NZドル/円は米ドル/円の上昇とストレートドルの下落、双方から引っ張られた結果、ともに週を通して約1円の狭いレンジでの値動きとなりました(執筆時)。

最新為替見通し|UBS SuMi TRUSTウェルス・マネジメント株式会社

これにより、約101円(2008年7月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約57円(2009年1月時点)まで下落してしまいます。

豪ドル、対円で一段安のリスク-豪CPIと日銀会合後に100円到達も

以上を踏まえ、当方では引き続き、ユーロ売り・ドル買いトレンドの継続をメインシナリオとして予想いたします(ユーロドルの上値余地は乏しく、心理的節目1.1000の突破は容易では無い)。尚、来週はドイツ6月製造業受注や、ドイツ6月鉱工業生産以外に目立った経済イベントが予定されていないため、今週同様、「米ドル」や「円」に振らされる主体性に乏しい値動きとなりそうです。

来週の予想レンジ(EURUSD):1.0775-1.1025

注:ポイント要約は編集部