【2024年前半】豪ドル円(AUD/JPY)の今後の見通し・予想


OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:から


2024年の動きを振り返ると、前半は円安傾向だったのに対し、後半は円高後にレンジ相場を形成しました。
2025年に円高がさらに進むか、それとも円安方向に戻るか、注目が集まります。

豪ドル(AUD)は豪州で発行される通貨で、先進国通貨の1つとして知られています。
豪ドル/円は長期間にわたってレンジ相場を形成しており、2024年12月時点でレンジの上限付近に位置しています。

豪ドル円予想「上値トライの動き。」FXチャート分析 2024/12/20

OANDA証券では、上記で紹介したサービスやツール以外にも、お客様の取引をサポートするサービスやツールを豊富に提供しています。
詳しくは、以下の記事を御覧ください。

今回紹介したデータが、12月のFXトレードの参考になれば幸いです。次回は1月のアノマリーを紹介しますので、お楽しみに!

また、ビットコインは象徴的な安値も、2015年1月、2019年1月、2022年11月と、ほぼ4年周期でつけているという事実があります。ビットコインは直近でも過去最高値を大きく更新しているので、来年(2025年)もビットコインの値動きには注目です。

最後に、ここ最近の最高値更新で注目度が再び高まっている、仮想通貨(暗号資産)のアノマリーも紹介します。


日銀「ハト派」方針で豪ドル堅調、円安推移を材料にしっかりの展開か

これは、冒頭で紹介した為替と同様、12月には保有ポジションの整理や調整の動きが強まるほか、年明け以降の上昇を見越した買いが入りやすいといった時期的な影響もあって、株高になりやすいと考えることもできそうです。

今週の豪ドル円(AUD/JPY)FXレートの為替レンジ予想(高値・安値予想)を公開。現在値、今週のレンジ、過去予想勝率も。

これを見ると、12月は陽線の出現回数が日経平均とTOPIX、米国のS&P500、カナダのトロント総合指数、欧州のSTOXX50(ユーロ・ストックス50)、ドイツのDAXで20回中14回、さらに英国のFTSE100は16回と、が確認できます。

豪ドル・ユーロなど全9通貨の外国為替相場チャート表です。最新 ..

これにより、約65円(2020年3月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約98円(2023年11月時点)まで上昇しています。

[PDF] 投資のヒント 足元の豪ドル相場の堅調な背景と年後半の展望

次に、為替の動向にも影響を与える株式市場の12月のアノマリーを紹介します。

金融政策面からみれば、豪ドル/円は底堅く推移する可能性があります。 ..

豪ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、続伸に繋げられずに終えていますが、前日の大陽線が96.00-10の足元を固めた形となっており、これを支えとして上値トライの動きが強まる可能性が高くなっています。中期トレンドが弱いため急伸にも繋がり難いと見られますが、99円方向への上値トライの動きが期待できることから、押し目を待って買い狙いで。買いは97.20-30まで引きつけて。損切りは96.70で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は98.10-20,98.50-60、98.90-00に、下値抵抗は97.20-30,96.70-80,96.40-50にあります。全て下抜けた場合は“ニュートラル”な状態に変化、96円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“弱気”に変化します。

【2024年7月24日】豪ドル/円の見通し 中銀会合がカギを ..

豪ドル/円は値幅が2円を超える大陽線が出ており、実体を98円台に戻しています。96.00-10の強い抵抗を守り切った感があり、一段の上昇に繋がり易くなっていますが、中期トレンドが弱いので引き続き上下動を繰り返しながら上値余地を探る動きが継続すると見られます。目先は押し目買い方針継続です。買いは97.50-60の押し目待ちとします。損切りは97.00で一旦撤退です。売りは引き続き様子見です。上値抵抗は98.50-60,99.00-10,99.60-70に、下値抵抗は97.90-00,97.50-60,97.20-30,96.60-70にあります。続伸した場合でも100~101円台はまだ壁となりそうです。短期トレンドは96円を割り込んで終えない限り、“豪ドルやや強気”の流れを維持します。

【2024年7月24日】豪ドル/円の見通し 中銀会合がカギを握る!?(八代和也) · Comments2.

これにより、約88円(2018年1月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約65円(2020年3月時点)まで下落してしまいます。

豪ドル安96円台 経済見通し悪化 RBAの年内利下げの公算強まる

これにより、約94円(2015年6月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約76円(2016年6月時点)まで下落してしまいます。

豪ドル/円(AUD/JPY) の外国為替レート、チャートを10分更新で配信しております。

さらに、今年の最終営業日となる30日は、陽線の出現確率がユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルで81%、豪ドル/米ドルで71%と高く、米ドル/カナダドルは19%、米ドル/スイスフランは14%と低いので、ここにも「米ドル安」のアノマリーがあります。

第 1 図: 2024 年のドル円相場(日足、11 月 29 日まで)

また、26日も豪ドル/米ドルとニュージーランドドル/米ドルの陽線の出現確率が90%と高く、米ドル/カナダドルは29%と低いので、「米ドル安」の傾向が確認できます。

豪ドル円予想「上値トライの可能性。」FXチャート分析 2024/12/26

これを見ると、12月はまず、1日に陽線の出現確率が英ポンド/米ドルで74%、豪ドル/米ドルで77%、ニュージーランドドル/米ドルで82%と高く、米ドルが基軸通貨(分子側)の米ドル/スイスフランでは7%、米ドル/円で27%と低いことから、「米ドル安」のアノマリーがあります。

リスクテークの危険度が増している様相鮮明-豪ドル・円相場が示唆

これにより、約101円(2008年7月時点)で推移していた豪ドル円ですが、約57円(2009年1月時点)まで下落してしまいます。

豪ドル相場は強含み(2020年9月)豪政策金利は0.25%に据え置き

2003年~2023年の過去20年間、豪ドル円はどのような要因によって推移してきたのか、以下で詳しく見ていきましょう。

【通貨】外為:豪ドル、102円14銭前後と豪ドル高・円安で推移

が公開する店頭外国為替証拠金取引月次出来高の通貨ペア取引金額(2023年11月時点)では、ドル円・ポンド円に次いで豪ドル円が第3位となっています。