クライミングシューズ スポルティバ コブラ 38 印象深い 1/2


「このシューズでないと絶対に登れない」なんてのはよっぽどの高グレード(5.13以上や初段以上)じゃなければあり得ない。でも「このシューズだと多少は楽に登れる」とか「このシューズだから登らせてもらえたんだな」ってのは確かにあると思う。キツいシューズが死ぬほど嫌い。最近のシンセティックレザーのシューズはそもそも攻めなくていい設計だとどっかの聞き売りを信じている。


【使用時のエピソード】

二足目に購入、スリッパタイプで伸びると聞いていたので、結構攻め気味のサイズ、最初は痛くて仕方なかったですが、丁度良くなってきました。カタナで止まらないスラブでもピタッと止めてくれるので良いソールだと思っています。

;サイズ的な情報も記載しておきます。私は普段の靴は25.5cmです。コブラは薄い靴下を履いて38hがベストかなと思っています。すごく攻めていた時は37hを履いたりしたこともありますが、伸びるまですごく痛いし、履いていられる時間も短いです。今はそこまで小さいシューズを履く必要もないかなということで、クラミングジムで無理せず履けるサイズにしています。それでもは靴が伸びるまで結構冷や汗かいたり。実は今回39を買いました。かなり前にも購入したことがあって、その時は流石に大きいなと思ったのですが、昔と違って最近は靴下を使っているのでどうかなと。楽々ボルダリングのために再チャレンジです。実はまだ商品が届いていないので、届いたらまたレビュー追加します。

購入者さん · 柔らかいからすぐに足に馴染むしフックもしやすいです ; 2023/05/18

サイズは基本的にサイズ表記。ファイブテンではUK表記がメインのようなので便宜的にそちらで。どのシューズも20〜30分履いていられるサイズ感。ビニール袋噛まさないと履けないとか攻めたシューズは持っていない。

スーパーモックというスリッパを履いてたら、クの先輩に「履いたら君もっと強くなるよ」と言われて弱くなったシューズ。

欠点を強いて言うなら靴が伸びやすい、故にサイズ合わせには注意が必要だろう。購入当初から快適に履けるサイズだと確実にガバガバシューズとなってしまう。かと言って限界過ぎるとランドから指が出て型崩れを起こしてしまう。また強力なトゥフック性能と引き換えにアッパーの皮が破れやすい。これらの欠点を解消するためにアッパーをラバー補強する人も多いが、その場合はある程度馴染んでから行う方が良いだろう。

所感:硬い、まっすぐ、デカい。サイズは無限に履いていられるサイズ感で購入したがソールが鬼硬いので細かいスタンスも意外と踏んでいける。正直あんまり履いていないので「マルチ用のただのデカい靴」に成り下がっている感がある。クラック専用シューズにしているクライマーも多い。攻めたサイジングにしてメインシューズにしている変態もいるらしい。


個人的クライミングシューズ採点9(スポルティバ マーべリンクその2)

形状としては若干のダウントゥとなるが底面が軟らかく柔軟性があって色んな傾斜に対応してくれる。そしてエッジングもそこそこ強力だ。この靴はシャンクの入り方に工夫があるそうで、エッジ部分のミッドソールが厚く、中央部分が薄い馬蹄構造となっている。そうする事でエッジとフリクションの両立を図っているのだろう。

新し物好きなので、1つのシューズをぶっ壊れるまで使うのとか久々(笑)そんくらい気に入ってます。 ..

所感:現在の本気トライ用シューズ。購入当初は履くのに苦労したが、一度足が入ってしまえばボックス構造が大きめなのでわりかし快適。フェースの極小スタンスにも乗り込めるし、強傾斜でもホールドに点で触れていれば足が切れない。大体のルートはこれでこなせる優等生的な存在。これで足が切れたり、乗り込めないのなら実力不足だと諦めが付く。しいて言えば、スラブだけはラが圧倒的に有利なので使わない。粘り気のあるソールなので一気に減りそうだし。ヒールは真下に引く系だとシューズが撓(たわ)んで足裏が浮く感じ、というか脱げそうな感覚があるので好き嫌い分かれるかも。押し付ける・乗り込むヒールはHFラバーのおかげもあり安定感がある。

スポルティバ コブラ 4.99|LA SPORTIVA COBRA 4.99

最近だと鳳来がメインの岩場ということもあるけど、初見でもとハイアングルを持っていくことがほとんど。車の中に攻めたサイズの方のラが放り込んであるので、その2足ではどうも対処できないようであれば駐車場まで取りに戻ればいい。ちなみにジム用のバッグにはが入れっぱなし。