「ぼっち・ざ・ろっく!」オープニング曲のスタジオライブ映像公開
1曲目の「遙か彼方」での太いベース・ラインが鳴った瞬間の臨場感たるや!メンバー4人での緊張感のあるテイクには、初期のナンバーが持つ心の底から奮い立つようなアジカンならではの音楽の駆動力が、今のアレンジで鳴らされている。また、三原重夫(Perc)、上田禎(Key/Gt)、岩崎愛(Cho)を迎えた7人編成での「新世紀のラブソング」など、オリジナル録音の再現ではない新たな解釈は、合奏の歓びが(もちろん、シビアさも含めて)横溢。奇しくも最新曲「今を生きて」のタイトルが象徴的だが、ライヴ・レコーディングとはまさにそれ。そしてその臨場感を削がず、美化せず、ただクオリティの高い音像として定着してくれたことに感謝したい。メンバーはもちろん、楽器やアンプやエフェクターの息遣いが聴こえる。(石角 友香)
8話タイトルは作品名でもあって、アジカンと無関係と思われますが、ぼっち=ロック、とすると、1話、8話、12話の3つで「転がる岩、君に朝が降る」が完成するのかな、とも思います。
このようにアジカンへの愛があふれ、音楽への愛があふれ、そしてそれが社会現象といえるまで話題になった「ぼっち・ざ・ろっく!」。もし2期が制作されるのであれば全力で応援していきたい。
「ぼっち・ざ・ろっく!」後編特典に承認欲求モンスター×ちびゴジラのイラストカード
アジアンカンフージェネレーションはインディーズ時代に「遥か彼方」がアニメのOP曲に使用された(アニメ「NARUTO」)。その。今でも海外でライブをする際に、現地ファンの大合唱を受けるというこの楽曲のタイトルが、最終話の劇中歌に登場するのは、意図的であっても偶然であっても、素敵だと思う。
ゴッチがブログに"震災後、2度目の人生を生きている心持ち"という意味のことをときどき書いているが、現実の音像、そして作品に昇華されたのが今作なのだと思う。シングル『Easter』同様、FOO FIGHTERSのプライベート・スタジオで全曲レコーディングされたこのアルバムの重量とソリッドさが矛盾なく存在するどでかい音像は、イヤフォンで聴いてもつま先まで痺れるようだ。まず肉体に訴えかけてくる。そしてもはや対岸の火事ではなくなった人間同士の断絶などの現実を冷静に描く歌詞の多さ。しかしアルバム・タイトルが示唆するように未来は"ワンダー・フューチャー"なのだ。楽観も絶望もない、励ましもセンチメントもない。ただ生きる意思を鳴らしたらこうなんだ、そんな潔さに満ちている。(石角 友香)
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催するNANO-MUGEN CIRCUIT 2013に出演する全アーティストの楽曲を収録したコンピレーション・アルバムがリリース。アジカンの楽曲「Loser」は、BECKの同名曲の日本語カヴァーだ。歌詞は日本語訳ではなく、原曲が綴る"負け犬"を、後藤正文が2012年の日本版として新たに描いている。その中には"海辺で燃え続ける夢の切り札""膨張する正義"など、最初から最後まで意味深なワードが並ぶ。後藤のポエトリー・リーディング風のラップはそれを軽やかに届けるが、内にこもる怒りはBECKのそれを彷彿させる。全15アーティストの提示したい色が明瞭に出た楽曲たち。現代の日本に鳴り響く芯のある音楽を、この1枚で楽しめるはずだ。 (沖 さやこ)
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ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲「Re:Re:」カバーが劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:EDテーマに決定
行定勲監督の映画"ピンクとグレー"のために『Wonder Future』のツアー中という、多忙さの中で書き下ろされたのが今回の「Right Now」。一聴でアジカンとわかるリフと8ビート。映画の世界観にも通じる東京・渋谷界隈の情景や匂い、自分と他者の境界線の曖昧さと裏返しの自意識過剰。後半にガラッと曲調もテンポもキーも飛翔するように変化する展開が窓を大きく開けるような印象も。そしてこの構成も映画の内容とリンクしている。カップリングには『Wonder Future』のツアーからライヴ音源として「Eternal Sunshine / 永遠の陽光」、「深呼吸」、「Wonder Future / ワンダーフューチャー」の3曲を収録。2015年の経験を血肉にして2016年を走り出すアジカンが、新たな代表曲になり得る大きな一打を繰り出した。(石角 友香)
『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:』を観て思ったこと|noue
アジカンへのリスペクトを示した曲だと考えられるのだが、なぜ音源を除きどこにも発表されなかったのだろうか。最終話のEDをアジカンのカバー曲にするというのは、制作の後半で決まったという話もあったので、もしかしたら元々最終話EDとして想定されていた楽曲だったのかもしれない。想像は広がるばかりだが、本アルバム中の必聴曲なのは間違いないので、未聴の方はぜひ聴いてほしい。
転がる岩、君に朝が降る』を結束バンドがカバー! 『ぼっち・ざ・ろっく!』第12話ED楽曲解禁。後藤正文さんからのコメントも
実はこの楽曲が、。静かな立ち上がりから、パワーポップ的な楽曲へ移行していくのは、アジカンの「或る街の群青」という楽曲を思い出させるし、またマーチング的なドラムのアプローチも彼らの「マーチングバンド」という曲を彷彿とさせる。
劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!:後編EDはアジカン「Re:Re:」
2ndアルバム『ソルファ』収録時から12年。この再レコーディング版のイントロが鳴った瞬間、蘇ったのは"Wonder Future"ツアーの国際フォーラムでのライヴだった。そして、さらにそのあと、ヨーロッパや南米ツアーで確信した"楽曲は届くところには届いている"という思いの反映。細部のアレンジが更新されたことも、楽器の録り音ひとつひとつも、音が鳴る空間が著しくワイド・オープンになったことも、すべてが経験から得た気持ちを反映しているのだ。リスナーの年齢やアジカンと出会った時期によってこの曲の捉え方も違うだろう。個人的には、いよいよ閉塞感のどん詰まりにあった日本において、『ソルファ』は音楽で"それでも行くんだよ"というベクトルを指し示す作品だった。思えばアジカンは言い続けているのだ、そのことを。(石角 友香)
【ぼざろ!】アジカンのオマージュ&パロディを全部書く【決定版】
「生者のマーチ」もそうだったが、今回の「ボーイズ&ガールズ」も徹底して、4人の音しか鳴っていない。それは立ち止まるとか振り返るとかではなく、歩きながら自分の中身を見つめるよう背中を押してくれる。情報量過多で"衝撃"という引っかき傷を作る音楽の真逆にあるのではなく、アジカンの新曲は自発的な発電を促しているのだ。サウンドはWEEZERなど初期の影響源を再解釈しているようでもあり、でも曖昧さはなく、ビートもグルーヴもリフもしっかり地に足をつけているのが新鮮。2曲目の「祝日」はシャッフルのリズムが珍しくアジカンを"男っぽいバンド"という形容で表したくなった。それはギター・アンサンブルの特異性にある。深呼吸して、しぶとく生きよう。そんな後藤正文(Vo/Gt)の声が聴こえるようだ。(石角 友香)
TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」に登場したASIAN KUNG-FU GENERATIONのオマージュやパロディを可能な限り全て解説!
「ぼっち・ざ・ろっく!」の第8話のウェブ予告では、リョウがブッチャーズがナンバーガールに影響を与え、ナンバーガールがアジカンに影響を与え、アジカンが「ぼっち・ざ・ろっく!」に影響を与え、そういったロックの歴史に加わっていく姿を思わせる引用だった。
『ぼっち・ざ・ろっく!』劇場総集編のタイトルが『Re:Re:』に決定
様々なバンドを掛け持ちで行っており、アジカンも脱退・復帰を繰り返す状態だったが、デビューに向けてアジカン1本に絞ることになり、メンバーも歓迎した。だが復帰後1本目のライブを事前に入れていたレッド・ホット・チリ・ペッパーズのコピーバンドのライブに出演するため、アジカンのライブに参加できず、他メンバーが当時のサポートメンバーに「もう1本だけ」とサポートを依頼する羽目になった。
アニメで楽曲カバー『ぼっち・ざ・ろっく!』とアジカンの関係 · 記念舞台挨拶のライブビューイングの実施を発表.
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ASIAN KUNG-FU GENERATION/転がる岩、君に朝が降る#ぼっちざろっく#アジカン#弾き語り#歌ってみた #カバー曲.
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進化を続けるアジカンの10thアルバム。三船雅也(ROTH BART BARON)とのハーモニーが圧倒的な爽快感を生むリード曲や、切なくも温かいサウンドに乗せた美しい言葉が沁みる「フラワーズ」、ラップとの融合が新しい「星の夜、ひかりの街(feat. Rachel & OMSB)」、"胸の奥で歌ってよ"という言葉とともに壮大なコーラスが響く今のライヴ・シーンを映したような1曲「Be Alright」など、青春を彷彿させる初期楽曲の青さと、近年の洗練された円熟味が合わさった14曲が収録。アジカンらしさを核としながらも、多彩なアレンジやコラボで新たな広がりを見せている。また多様性やネット社会に切り込む歌詞も奥深い。この惑星に生きるすべての人にとっての明るい未来を祈る1枚。(中尾 佳奈)
カバー #アジアンカンフージェネレーション #ぼっちざろっく ..
だった。作詞作曲を行った後藤正文は「ぼっち・ざ・ろっく!」での楽曲カバーについて下記のようにコメントしている。