1USDは、日本円で約157円です(2024年12月27日現在)。


米ドルの通貨別取引量は世界第一位であり、基軸通貨や国際決済通貨として位置付けられています。


1944年には、米ドルを基軸通貨とするブレトンウッズ体制が構築され、米ドルは基軸通貨として位置付けられました。

海外旅行では、慣れないお金の言い方に苦労することがあります。one hundred fifty-fiveと突然言われても、頭の中にすぐ「155」という数字が浮かんでこないですよね。しかも、アメリカでは11.20(= eleven dollars twenty cents)のように、お金にdollar(ドル)の下の単位cent(セント)があります。

アメリカ通貨の単位はドルとセントです。100 セントで 1 ドルになります。 コインは: ○1 セント(通称ペニー)

その後、中国経済の台頭などにより米ドルの価値が低下することもありましたが、米ドルは今もなお世界で高いシェアを維持しています。

例えば、日本人が旅先のハワイで買い物をするため、手元にある1万円をドルに両替するとします。が1ドル=100円であれば、1万を100で割った100ドルになります。しかし、もし為替相場が1ドル=80円であれば、1万を80で割った125ドルになり、また、1ドル=125円であれば、1万を125で割った80ドルになります。これらを比べると、1ドル=80円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。逆に、1ドル=125円の場合は、1ドル=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより少ないドルしか取得できないので、円安ということになります。

USDの取引量は世界第一位で、通貨ペアの取引量ランキングはユーロ/ドル、ドル/円の順に並びます。