同じ金融商品を購入するのがドルコスト平均法。 そのため、これだけでは資産(銘柄)を分散することができません。 ..
ところで、インデックス型の投資信託を積立する場合、王道とされるのがと呼ばれる投資法だ。ドルコスト平均法とは、投資信託を毎月同額ずつ積み立てること。基準価額(=投資信託の価格)が下がっているときは多く買い、基準価額が上がっているときは少なく買うことになるため、高値掴みを防げるうえに、景気や株価が回復すると利益が出やすいというメリットがある。
ドルコスト平均法は、王道でありながら初心者でも実践しやすい投資法であることは事実だが、MBA太郎さんが積立初期から実践していたのは、その応用版ともいえるだ。を読んで、その存在を知ったという。
「ドルコスト平均法」ではなく「バリュー平均法」を活用して、投資信託の積立投資で資産を急増させた個人投資家の投資手法を解説!
ドルコスト平均法 | iFreeETF | 大和アセットマネジメント株式会社
このバリュー平均法は、相場の流れをウォッチして投資判断をする必要があることから、ドルコスト平均法よりも上級者向けと言えそうだが、うまく行けば、より効率的に資産を形成することができる。実際、上の表のように株価が動いた場合で比較すると、ドルコスト平均法の運用益は+2.6%だが、バリュー平均法の運用益は+9.4%だ。
「絶好の買いチャンスだと思いました。リーマン・ショックのときは6カ月後に大底を付けたので、4カ月かけて買えばいいだろうと。2018年の年末の暴落時に大量に買い、その後の相場回復で資産が大きく増えた成功体験もありましたし。バリュー平均法を実践してきて、上昇局面では買い増しをしなくてもよく、タネ銭を使い切ってしまって構わないと学んだことも、買いに踏み切れた要因としてあります」(MBA太郎さん)