【日経】円ドル相場・人民元相場など為替の最新ニュース、債券市場の最新動向をお届けします。


米ドル/円は、一目均衡表での三役好転から158.00円手前まで上昇幅を拡大するなど、底堅い展開が続いています。足許の上昇ペースが速かったこともあり、やや調整の圧力が強まっているように感じます。12月17日安値153.162円からの半値押しレベルとなる155.545円までに調整を留め、再度、上方向を試すかどうかがポイントになりそうです。このレベルでの値固めに失敗すれば、153.00円付近まで調整して、値固めするのではないかと、考えています。焦らず、じっくり押し目買いポイントを摸索したいです。


ただ、25日の植田日銀総裁の講演や、27日公表の12月会合における主な意見には注意が必要と思われます。12月会合後の植田総裁会見ではハト派な部分が目立ったものの、市場へのメッセージが誤って伝わっていたとすれば、市場の受け止め方を修正してくるかもしれません。また、12月に入って5%超も円安が進行しているため、政府の口先介入がどのレベルで強まるかも気にかけたいです。その他、米国時間20日深夜に期限が切れる米国のつなぎ予算を巡る協議の行き詰まりから、早ければ21日から連邦政府の一部が閉鎖される恐れがあるとのことです(執筆時点)。実際にそうなった場合、影響がどこまで及ぶのか判然としませんが、週明けのマーケットがリスク回避の動きとなる可能性もあります。ただ、これらが影響して下げたところは、絶好の押し目買いポイントになるのではないかと、考えています。

9月時点では4回ほど織り込まれていた来年の米利下げ回数が、たった3カ月で2回まで低下した点を見ると、米FRBの見通しは大幅に修正されたと見て良いのかもしれません。また、9月時点ではFF金利は25年末に3.4%へ達する見通しでしたが、今回はその水準に達するのが26年末と1年先送りされている点もこの考えを補強しています。FRBの来年の利下げ回数が2回減らし、日銀が2回利上げするとした場合、足し引きゼロで日米金利差に与える影響は限定されることが見通せます。このように考えれば、円のキャリー通貨としての魅力は変わらず、米ドル/円は底堅い推移が続きやすいように考えています。

今日のレンジ予測 · 前日の市況 · 週末から来週前半のドル/円 サポートとレジスタンス · 2024年主要指標 終値.

12月19日(木曜)のドル/円相場の終値は157.43円。前日終値比2.59円の「円安」だった。
ドル円は約5カ月ぶりの高値をつけた。背景には、日本銀行が追加利上げを見送ったことやFOMC(米連邦公開市場委員会)が追加利下げに慎重になっていることが大きく影響している。

米ドル/円は底堅い展開。米FRBの利下げペース鈍化観測や日銀の利上げ見送り期待から、米ドル/円は154.479円まで買いが先行しました。一巡後はビックイベントを控えた調整売りで153.162円まで下げる局面はありましたが、FOMCの来年の利下げ回数が9月時点の4回(1回の利下げ幅は0.25%)から2回へ低下したほか、日銀会合が追加利上げについての確度を高めなかったため、米ドル/円は157.928円と4カ月ぶりに高値を塗り替えました。

12月23日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。

12/23(月):
【アメリカ】12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

12/24(火):
【日本】日銀・金融政策決定会合議事要旨
【アメリカ】11月耐久財受注
【アメリカ】11月新築住宅販売件数
【アメリカ】12月リッチモンド連銀製造業指数

12/26(木):
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数

12/27(金):
【日本】11月失業率
【日本】11月有効求人倍率
【日本】12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
【日本】11月鉱工業生産・速報値

特に注目度が高いのは24日(火)の日銀会合議事要旨、米11月新築住宅販売件数です。

24日(火)、10月30日から31日にかけて開かれた日銀会合の議事要旨が公表されます。10月の会合では政策金利の据え置きが決定され、植田総裁がそれまで繰り返してきた「時間的な余裕はある」との文言を使わなかったことで追加利上げ観測が強まりました。今月の日銀会合と植田総裁の会見を受けて早期追加利上げ観測は後退していますが、10月の決定の背景にどのような議論があったのか、議事要旨の内容に注目が集まります。

24日には米11月新築住宅販売件数も発表されます。米新築住宅販売件数は全米の新築住宅の販売件数や販売価格などについて調査した指標です。新築住宅の販売は家具や家電といった他の消費への波及効果が大きいことから、アメリカの景気の動向を見通す先行指標として注目されます。

今週、米FOMCで市場予想通り0.25%の追加利下げが決定され、2025年末の政策金利の見通しが引き上げられたことで、来年の利下げペースが緩やかになるとの見方からドル買いが強まりました。また日銀会合では政策金利の据え置きが決定され、植田総裁が会見で追加利上げに慎重な姿勢を示したことで来年1月の利上げの可能性も後退したと受け止められ、157円台後半まで円安が進みました。

来週は重要イベントが少なく、クリスマス休暇で海外市場が休場となることから相場の動意が鈍ることが予想されます。FOMCを受けてFRBの来年の利下げペースが緩やかになるとの見方が強まったものの、来月発足する第2次トランプ政権の政策次第でFRBの金融政策が大きく変化する可能性もあり、今後見通しがどのように変化するか慎重に見極める必要がありそうです。

値下がり率2位のは、12月20日に発表した2025年10月期の業績予想で最終損益が赤字に転落する見通しとなったことから株価は下落。24日に株主優待制度を変更して初回の特例措置を追加すると発表しましたが、そのまま下落が続きました。


昨日(12月25日)のドル円は、もみ合い。主要市場がクリスマスで休場のため、値動きも限定的となり、方向感を欠いた展開となりました。

2024年2月に史上最高値を更新した「日経225」今後の動向にチェック!

ドル 円 予想 長期 2024、 2025、 2026、 2027、 2028 ..


来週(12月30日)は12月30日の大納会1日のみとなりますが、今週に引き続き、。一方、が4万円を回復したことで短期的に過熱感が警戒されるほか、長い正月休みの間の海外市場の動向が気掛かりとなり、です。

23日の予想レンジは、日経平均株価は3万8700円~3万9100円、為替はドル/円=156円00銭~157円00銭。 ..

週末となる12月27日は、前日26日の米国市場は小動きでしたが、実質的に2025年相場入りとなるなか、新NISA(少額投資非課税制度)への資金流入に対する思惑が高まりやすく、幅広い銘柄が買われました。

来週のドル・円はじり高か、ドル買い基調継続-介入警戒で調整含み

週明け12月23日のは、前週末20日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れを受けて7営業日ぶりに反発し、3万9000を回復しました。20日に発表された11月の米・個人消費支出(PCE)デフレーターが市場予想を下回り、利下げ継続への思惑が高まったことも支援材料になりました。

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今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。

【FX 来週の相場分析 為替予想】ドル円、円安けん制発言 ..

今日のドル円FXのレンジ予想・終値予想ほか、FXトレーダーの皆様の役に立つドル円関連情報をお送りします。

ドル/円見通しズバリ予想、3分早わかり「米4月PCE価格指数」2024年5月31日発表 · Comments2.

FRBによる利下げペースの鈍化も予想されていますが、昨日発表された「週間失業保険申請件数」では、申請件数は減少していましたが、継続受給者数が予想を上回る「191万件人」と、約3年ぶりの高水準でした。これは、失業者が仕事を見つけるまでの期間が長期化していることを示唆しており、失業者の再就職難を示す他のデータと整合しています。先週のFOMC会合後の会見で、パウエル議長が「労働市場は依然として堅調な状態にある」と述べていた言葉とはやや異にしています。ただ現時点では、これが労働市場に黄信号が点滅していることを示唆するものとは判断できませんが、これが仮にそうだとしたら、2025年では2回と示された利下げ回数が再び増えることにつながります。年明け以降も注視して行く必要はありそうです。

ドル円、円高圧力で下目線!155円台突入か?|介入警戒感が強く不安定な値動きが続く(今日から来週のFX予想)2024/7/17.

しかし短期的には注意が必要だ。前回7月に158円台まで円安が進んだ時、トランプ次期大統領が「米国はドル高で大きな問題を抱えている」と懸念を示したことで、ドル/円は2円近く急落した。中期的な円安トレンドは変わらないとしても、海外市場がクリスマス休暇で流動性が低くなる今週末から来週にかけては用心が必要だ。

【ドル円】ペナントで続伸!来週は反落注意【FX 為替予想】 · Comments2.

今週25日(水)に行われた植田総裁の講演では、先の決定会合の会見では予想外の「ハト派」発言でドル円が大きく上昇したこともあり、どの程度「調整」があるのか注目していましたが、結局内容的には変化ありませんでした。総裁は、「経済・物価情勢の改善が続いていけば、それに応じて、政策金利を上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と述べ、具体的なタイミングについては、「今後の経済・物価・金融情勢次第だ」と明言は避けました。さらに総裁は「特に、米国の次期政権の経済政策を巡る不確実性は大きい」と、説明しています。筆者は、トランプ政権が始動し政策が実施されれば、米金利の上昇圧力が増し、それに呼応するかのように円が売られる展開を予想しています。そうなると、為替面から日本の物価にも上昇圧力がかかり、大幅な円安を避けるという意味合いからも、1月会合での追加利上げが実施されるのではと予想しています。この予想は、現時点では市場のコンセンサスとは相容れないかもしれませんが、一部で指摘されているように、「日銀はビハインド・ザ・カーブに陥っている」との評価を払拭する意味からも、1月会合での追加利上げの可能性があるとみていますが、どうでしょう。

【ドル円最新予想】来週のドル円は攻め方を間違えると大損します。理由と正しい攻め方を簡単解説!来週の為替相場予想と投資戦略!

クリスマス休暇明けとはいえ、まだ英国や旧英国系の国々では休暇中のなか、ドル円はNYで158円台に乗せ158円09銭と、7月17日以来およそ5カ月ぶりの円安水準を付けました。米国の利下げペースが鈍化する一方、日銀が来年1月の会合でも追加利上げを見送るとの観測が根強いことが背景です。

今週のドル円予想|止まらぬ上昇、このままだと155円へ…為替介入いつ?(今日のFX予想)2024/4/15 · Comments5.

前週末27日のドル円は下落でクローズ。安値157.33をつけてから終値157.84と、4日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

【ドル円予想】FOMCと日銀での2段下げを予想|行き過ぎた上昇の巻き戻しで上値が重い展開か · Comments20.

来週は米12月ISM製造業景況指数や米12月製造業購買担当者景気指数が発表を控えており、こちらが予想を上回る強い結果となった場合は、ドル買いの強まる展開となりそう。

【年末対策】ドル円が来週暴騰する徹底的な根拠とは?【FX為替】【投資予想】【日本株】 · Comments.

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