ブラジル人最後のバロンドーラー、カカがネイマールの受賞に太鼓判
元ブラジル代表MFカカが、自身のツイッターなどで今季限りでの引退を決断した。2000年代を代表するアタッカーとして世界中から愛された選手だが、今回の引退によって現代の二大スター、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに脚光が当たっている。
地元メディア「グローボ」のインタビューで現役を退くことを明言したカカ。自身のツイッターでは「父よ。これは僕が想像した以上のものだった。ありがとう! 今、僕は次の旅に出る準備ができているよ。アーメン」とプロ生活を感謝した。
ACミラン、ブラジル代表などで高速ドリブルやシュートセンスを発揮し、圧倒的な存在感を見せたが、「明らかな勝者だった」と記したのはスペイン紙「マルカ」だ。2009年にレアル・マドリードに加入して以降は負傷などで苦しむことが多く、本来の力を発揮したとは言い難かった。それでもカカが見せた実力は本物と記している。
元ブラジル代表MFカカ氏がパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールのバロンドール受賞に太鼓判を押している。
それを象徴するのは、フランス誌「フランス・フットボール」が選定する最優秀選手賞「バロンドール」だ。「クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシがバロンドールを我が物にしている以前、10年前、最後にバロンドールを勝ち取ったプレーヤーこそカカだった」と、2007年に天才二人を抑えて世界最高の選手に贈られるバロンドールを手にしたことを紹介している。
引退を表明したは、ミランやレアル・マドリードで名声を確立し、2007年にはバロンドールも獲得。その豊富なキャリアから、敵味方にかかわらず、共にピッチ上で闘ったレジェンドたちは数多い。同選手は「情熱」、「ドリブル」、「ヘディング」「キックの制度」、「視野の広さ」、「プレーインテリジェンス」、「スピード」、「右足」、「左足」、「リーダー」という10のキーワードから連想するレジェンドたちを挙げ、コメントを残した。
7歳になると生まれた首都ブラジリアを離れて家族とともにサンパウロに引っ越すことになります。サンパウロに引っ越したことで、「サンパウロFCのユース」に加入することになりました。普通の少年と同じく学校とクラブチームを行き来してサッカーを楽しんでいたカカでしたが、ここで問題が発生します。
カカがサッカーを楽しむ上で抱えた問題は骨の成長遅延でした。骨が成長しないせいでサッカーにおいて重要な身長やフィジカルが伸び悩んだカカでしたが、当時のサンパウロFCがカカの持つテクニックを認めていたこともあり、チームのサポートに沿ってのトレーニングや食事管理によって14歳ごろになると成長していくことになります。
2007年にカカが受賞して以来、バロンドールで最高ランクのミッドフィルダー ; winning_g0alのプロフィール写真
トップチーム昇格を果たした同年に祖父の家を訪れたカカでしたが、プール飛び込んだ際に脊椎を損傷する大怪我を負うという事件が起きました。運が良かったこともあり、下半身付随にならずにサッカーを続けることができたことで、カカはサッカー間の変化を感じることになったといいます。
サッカー、カカが引退を表明/元ブラジル代表、バロンドールも ..
所属チームでの活躍が評価されて2002年の1月に行われたボリビア戦でA代表デビューを果たします。迎えた日韓W杯ではロナウドやリバウド、ロナウジーニョといった豪華な前線の中に入り込むことができずにコスタリカ戦で僅かにプレイするだけに留まりましたが、ブラジルとしては5度目の優勝を獲得します。
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迎えた決勝ではリバプールと対戦します。開始1分でマルディーニがボレーで先制するとその後もカカのドリブル突破に反応したエルナン・クレスポが2点目を挙げます。前半終了間際にはさらにエルナン・クレスポが得点を挙げて3対0で折り返します。
今世紀のバロンドールを勝ち取る中央ミッドフィルダー: カカ ルカ・モドリック ロドリ. リストの終わり .
レアル・マドリード所属期間:2009-13
主なタイトル:リーグ優勝1度 バロンドール1度
W杯成績:02年(優勝-1試合出場) 06年(ベスト8-5試合1得点) 10年(4試合出場)
写真は、09年10月、アトレチコ・マドリード戦で得点を挙げたカカ(スペイン・ヘタフェ) 【AFP=時事】
2007年のバロンドールが発表されました。大方の予想通り、受賞はカカ。ミランのCL優勝の立て役者として、順当な受賞と言えるでしょう。
2005-2006シーズンの終わり頃4月にセリエAに激震が走ります。カルチョポリと呼ばれるユベントスを主犯とした不正が発覚したためです。この影響でユベントスは優勝の剥奪とセリエBへの降格を命じられます。この件に関わっていたACミランも例外ではなく、シーズン開幕前に8ポイントのマイナスを受けてのスタートとなり、優勝が厳しくなったと共に信用が揺らぎ始めることになりました。ACミランに所属していたカカにも様々なクラブからオファーがかかりますが、カカはオファーを拒否してミランに忠誠を誓うのでした。
ミランからマドリーへと移って3年。 バロンドールを手にした男は、かつての輝きを取り戻せずにいた。 ..
ベスト16やベスト8、ベスト4と苦しみながらも勝ち抜いたACミランを待っていたのは、決勝で苦い思いをしたリバプールでした。あの時の雪辱を果たすべく始まった試合はACミランペースで進みます。45分にインザーギが勝ち越し点を決めると82分にはカカのアシストにまたもインザーギが合わせて得点を決めます。その後1点を返されますが、1点を守り切ったACミランがあの時の雪辱を果たして8シーズンぶりの優勝を掴み取るのでした。
日曜日にバロンドールを受賞したミランのカカは、少しも慢心することなく、さらなる高みを目指して気を引き締めているようだ。
リーグ戦とCLでの活躍が評価されたカカはライバルのメッシやC・ロナウドを圧倒的に引き離してのバロンドールを受賞したとともにこの年のクラブW杯での活躍も評価されてFIFA年間最優秀選手にも選出されて個人として最高の栄誉を2つ獲得することになりました。
C・ロナウド退団の余波 2000年代初の「バロンドール受賞者0人」
レアル・マドリードやACミランなどでプレーした元ブラジル代表MFカカ氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールを今季のバロンドール受賞候補に挙げた。スペイン『アス』などが現地時間25日に報じた。
2017年に現役を引退したカカ氏。2006/07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献。2007年にはその年の世界最高の選手に贈られるバロンドールを受賞した。自身も受賞したバロンドールの今季の受賞候補にカカ氏はネイマールを挙げた。
カカ全盛期の誰もが世界一だと確信した衝撃のドリブル! #カカ#全盛期#ドリブル.
ブラジル『グロボ・エスポルテ』のインタビューに答えたカカ氏はブラジル人選手のバロンドール候補を聞かれ「一番はネイだね。私はネイマールは今日のサッカー界で最高の選手の一人だと確信している」とコメントし、ネイマールのバロンドール受賞を予想した。
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さらに、カカ氏はPSGがCL制覇を果たすことが条件だとも話している。「彼が受賞するかどうかは、彼が所属するチームの成果によるだろう。ネイマールが主人公になればば、PSGは優勝する。ネイマールは世界最高の選手にふさわしい」とコメント。カカ氏はPSGがCLで優勝すれば、ネイマールがバロンドールを受賞すると確信している。
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