ウゴービは2.4mgまで投与量を増やせますが、オゼンピックは1.0mgまでです。
ウゴービとオゼンピックはどちらも同じ成分の注射薬ですが、投与量や保険適用の可否に違いがあります。
ウゴービの有効成分は『セマグルチド』であり、2型糖尿病の治療ですでに保険適応となっているとなっています。
ウゴービは「オゼンピック」や「リベルサス」と同様に、脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑制することで体重減少効果が期待されます。
ちなみにウゴービと同じ皮下注射の「オゼンピック」との最大の違いは、その最大投与量です。
「オゼンピック」の最大投与量が1.0mgであったのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能です。オゼンピックの最大2.4倍と考えると、その食欲抑制効果と胃の蠕動運動抑制効果による体重減少効果はかなり大きいことが予想されます。
なお、ウゴービは皮下への注射剤として使用される薬剤となっています。
以上、ウゴービとオゼンピックは投与量の違いが減量効果の違いと思われます。
以前、当クリニックのブログ「」でもお話させていただきましたが、日本糖尿病学会から「」が発表され、ダイエットや美容などを目的とした適応外使用は慎むよう勧告されています。
薬は、投与量が増えるほど効果が高くなるため、理論上はウゴービの方が高い効果が見込めます。
糖尿病治療薬である「リベルサス」「オゼンピック」と同成分で、0.25mg~2.4mgまでの5段階があり、週1回の皮下注射をします。
現時点において、ウゴービの保険適用の要件は、以下の通りです。
ウゴービは、製薬会社が一部の病院にしか販売していない薬のため、
ウゴービ、オゼンピックは、肥満治療の基本となる食事療法、運動療法を十分に行ったうえ、効果が不十分な場合に考慮すること。
ウゴービとマンジャロの違いは、含まれている成分や保険適用の条件です。
中野駅前内科クリニック 糖尿病・内分泌内科の院長の大庭健史です。当クリニックホームページの「」のページでも取り上げた肥満症治療薬であるGLP-1受容体作動薬のウゴービ(セマグルチド)が、2023年11月22日に薬価収載されました。
ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。
1日1回皮下に注射するタイプの薬で、ビクトーザと同じ成分です。
症状に合わせて0.6mg~3.0mgを投与します。0.6mgずつ投与量を調整でき、3.0mgまで投与できるためビクトーザに比べて効果を実感しやすい薬といえるでしょう。
ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。
オゼンピックとウゴービの有効成分は同じですが、オゼンピックの最大投与量が1.0mgなのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能になっています。 オゼンピックは糖尿病治療薬として有名で体重減少効果がありますが、同じセマグルチドを使って、オゼンピックの最大2.4倍を投与することができるので、食欲抑制効果や胃の蠕動運動を抑える効果がより大きくなります。 その結果、肥満に対して非常に効果があるのです。
ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。
海外のデータですので、日本のリベルサスの容量(3mg or 7mg or 14mg)とは異なりますが、このデータからは『リベルサス20~40㎎/日がオゼンピック1.0㎎/週(注射)と体重減少効果は同等』であると推測されます。
Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?
ウゴービの承認にあたっては、日本人585人を含む5085人の過体重または肥満の成人が参加した国際共同研究である『STEP臨床試験プログラム』の結果に基づいています。
ウゴービは、糖尿病治療薬の「オゼンピック」「リベルサス」と同成分で ..
これは100kgだとしたら15kgの減量になります。これまで、これほどの体重減少効果のある薬はなく、非常に期待できる薬です。
注射薬ウゴービ 経口薬リベルサス GLP-1受容体作用薬 血糖値を下げる 食欲を抑える しかし単なる痩身は適用外処方で懸念あり.
ウゴービ、オゼンピックの効果や経過には個人差があります。
気になる症状がみられた場合には、医師へ相談してください。またウゴービ、オゼンピックはセマグルチドを主成分としているため、基本的には同じ副作用が現れます。
ジェネリック医薬品ではありませんが、同じ成分のお薬で肥満症治療薬の「ウゴービR皮下注」があります。 解説
まず、ウゴービと同成分(セマグルチド)のオゼンピックとリベルサスとの体重減少率の比較に関して下記のデータがあります。
このウゴービは、最大容量の2.4 mgを使用すると、ウゴービを使用 ..
急性膵炎、激しい腹痛、悪心・嘔吐、食欲減退、糖尿病網膜症、めまいなどの副作用が起こることがあります。
ウゴービ®はGLP-1受容体作動薬であるセマグルチドを含有しており、他の ..
ウゴービもリベルサスも主成分はどちらも同じ『セマグルチド』です。
しかし、ウゴービとリベルサスは次の2点の違いがあります。
つい先日の2月22日、新たな抗肥満薬「ウゴービ」が発売されました。 ..
そのデータによるとウゴービ2,4mg投与した68週時の体重が、平均10kg以上の減少が認められています。
リベルサス錠14mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
ウゴービが肥満症治療薬として処方開始される国は、日本で6か国目となります。
注) オゼンピック®⽪下注、リベルサス®錠及びウゴービ®⽪下注に係るRMP
ウゴービおよびオゼンピックの最大投与量で体重減少率を比較した場合は、ウゴービの方が減量効果が上と言えそうです。ただし、ウゴービとオゼンピックは主成分が同じセマグルチドなので当然の結果であるかもしれません。
リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説
先ほど、『ウゴービ vs オゼンピック』の項目にてそれぞれの最大投与量においては、ウゴービの方が減量効果が上と推測される事を述べました。