ニュージーランド ドル / 日本 円【NZDJPY=X】:為替レート・相場


*14:26JST 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、引き続き日米金利差を意識した相場展開に 【今週の概況】■日米金利差を意識して円売り継続今週の米ドル・円は堅調推移。 米国経...


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NZドル / 円相場は、2000年代の前半の好調な世界経済とともにリスク選好の姿勢が強まり、高金利通貨を求める動きが広がったことや、赤字続きであった財政収支が黒字に転換したことなどから、2007年半ばにかけてNZドル高・円安で推移し、1NZド=97円台まで上昇しました。しかし2008年9月にリーマンショックが発生すると、投資資金が一気に流出したことなどからNZドルは1NZドル=44円付近まで50%以上も急落しました。下げ幅が大きかったのは、先進国通貨や隣国通貨の豪ドルに比べて取引量が小さいことも一つの要因でした。2009年以降は、世界経済の回復とともにNZドルは買い戻され1NZド=60円台まで反発し、以降数年は比較的安定した推移となりました。2012年末からは、アベノミクスによって円安傾向が強まる中1NZドル=94円台まで上昇しました。しかし、2014年終盤からの急激な原油安や、ニュージーランド準備銀行が利下げを示唆したことなどの影響で、円高・NZドル安基調に転じました。
2016年以降70円台を中心とした値動きが続きましたが、2020年に新型コロナの感染拡大による世界的な景気後退が起きると、2020年3月には1NZドル=60円付近まで下落しました。しかしその後、コロナ禍からの回復期待でリスク回避の動きが後退したことから1NZドル=80円台を回復しました。さらに2021年10月にニュージーランド準備銀行が利上げを開始するとNZドルは上昇基調で推移しました。
2024年3月、日銀金融政策決定会合で2013年から続けてきた異次元緩和の終了と約17年ぶりとなる利上げが決定されました。しかし植田日銀総裁の会見などから、緩和的な金融政策が継続されると見られたことから、2024年4月には95円台まで上昇しました。4月末、急速な円安の動きに歯止めをかけようと財務省・日銀による円買い (対米ドル) の為替介入が行われたことから、いったんは90円台まで反落する場面もありましたが、その後も堅調な動きが続きました。一方ニュージーランド準備銀行は5月の会合で金融政策を据え置いたものの、インフレ圧力がなお続いているとして利上げも検討し、利下げ開始の予想も2025年4-6月から同7-9月へと先延ばしさせるなど利下げには消極的と見られたことからNZドルは堅調に推移し、6月には1NZドル=97円とおよそ17年ぶりの円安・NZドル高水準を付けました。

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ニュージーランド・ドル/円の為替レートの推移(1980~2024年)

高金利を背景に投資対象として見られることが多いことから、ニュージーランドの金融政策の方向性が大きな変動要因であるとともに、世界が政治的、経済的に安定している時にはNZドル高になりやすく、反対に混乱するとNZドル安になりやすい性質があります。
また、ニュージーランドは酪農産業が大変重要な地位を占めているため、乳製品最大手フォンテラによる乳製品の買い入れ価格の推移 (GDTニュージーランド価格指数として発表される) が、NZドル相場に大きな影響を与えることが他の通貨と異なった特徴です。貿易相手として輸出入ともに第1位の中国、第2位のオーストラリアの景気に左右されやすい傾向もあります。

米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの過去の為替レートの推移をご覧いただけます。 金利・外国為替一覧

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野村アセットマネジメント | ニュージーランドドル/円(日足)

地理的に近いオセアニアの豪ドルに連動しやすいことからNZドル も資源国通貨のように思われがちですが、ニュージーランド経済は、原油や鉄、銅といった資源価格よりも、農産物市況に影響を受けます。
NZドルの金利は、歴史的に他の先進諸国よりも高くなる傾向があります。そのため世界的に政治・経済が安定している時には、金利狙いの資金が集まりやすく、NZドルも高くなる傾向がある一方、突発的な混乱が生じると、一気に資金が流出して急激なNZドル安となることもあります。
NZドルは、基軸通貨はもちろん豪ドルと比べても取引量が小さいので、基本的に変動幅が大きく、短期的に大幅に値が動きやすい通貨です。

FX羅針盤の「ニュージーランドドル(NZD)の記事」に関する記事一覧です。FXでニュージーランドドルを取引する時に役立つ情報や記事.

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円 レート | 円 ニュージーランドドル 換算 | JPY NZD | IFCM ジャパン

[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;38933.91;+120.33TOPIX;2719.19;+5.36[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比120.33円高の38...

[PDF] 最近のニュージーランド・ドルの下落と 今後の見通しについて

コロナ禍の影響に対処するため、2020年3月に過去最低の0.25%まで政策金利を引き下げたニュージーランド準備銀行 (中央銀行) は、2021年10月に主要国に先駆けて利上げを開始し、その後2023年5月には政策金利を5.5%まで引き上げました。それ以降2024年5月まで7会合連続で政策金利を据え置いています。この間の2024年3月、日銀金融政策決定会合で2013年から続けてきた異次元緩和の終了と約17年ぶりとなる利上げが決定されました。しかし植田日銀総裁の会見などから、緩和的な金融政策が継続されると見られています。一方ニュージーランド準備銀行は、利上げも検討するとし、利下げには消極的と見られたことからNZドルは堅調に推移しています。

ニュージーランド・ドル(対円)は、堅調な国内景気や政策金利の引き上げなどを背景に、上昇基調が続いて

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ニュージーランド ドル, 97.70, 80.45, 100 / 50 / 10 / 5

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1) 円→外貨レートにつきましては、1外貨額あたりの販売価格(日本円)となります。

ただ、経済規模が限られていること、金利が比較的高いことから、こうしたニュージーランド独自の要因よりも、時には世界経済の状況のほうが相場に与える影響が大きくなります。具体的には世界景気が上向きの時には投資資金が集まってNZドル高になりやすくなり、反対に世界景気が低迷するとNZドル安になりやすくなります。

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隣国オーストラリアが資源国であるのに対して、ニュージーランドは人口約500万人の小さな国ですが、酪農関連、木材・木製品、果実類、ワインなどの輸出が盛んで、輸出全体の6~7割を一次産品で占める農業国です。その貿易相手は中国が3割弱、オーストラリアが1割台半ばといったところで、中国の景気に直接的、間接的に大きく影響されます。

シンガポール ドル(SGD); ニュージーランド ドル(NZD); スウェーデン クローナ ..

ニュージーランドは、17世紀にオランダ人がヨーロッパ人として初めて訪れたオーストラリア大陸の東南約2,200kmに位置する島国です。19世紀半ばに英国の植民地となったことから、隣国のオーストラリア同様、歴史的、政治的、文化的に英国との結びつきが深く、現在でも英国連邦に属し、英国のチャールズ3世国王がニュージーランド国王を兼ねていて、英国との親密な関係が維持されています。ニュージーランドドル (NZドル) は、隣国の豪ドルと似たような値動きをする傾向があります。