RADWIMPSの声が曲によって違うのって、結構昔からじゃない??とも
アジカンの音楽と15歳の時に出会い、それから20年近く聴き続けてきました。ライブにも何度も足を運ぶ中で、後藤さんが毎回のようにMCで話す言葉が印象に残っています。
「そうですね。だから資金面も含めて、あと何個かラッキーがないと無理だと思ってます(笑)。すごい人に出会えるとか、そういうのを引き寄せたい気もするし。東京的な『開発だ!』じゃなく、もっとゆるくていいんじゃないの、って思う。もちろん、ゆるくやっちゃいけないところはちゃんとやりますけどね」
このあたりは『ソルファ』が再録された時も改めて強く感じさせられたところだが、今回はアルバムの持つ雰囲気が『ソルファ』のとはまた全然違う。
青さと衝動を感じる『ソルファ』に対して、『サーフブンガクカマクラ』はどちらかといえば青春の終わり頃や、終わった青春を懐かしむようなノスタルジーなイメージがある。
今回は、巷で「声が変わった」と噂されているボーカルを紹介してきました。
今日の取材を経て、改めて後藤さんの「個」というローカルへの眼差しを感じました。世界を変えるには、一人ひとりが変わっていくことから。そのためには、まずは自分という「個」に向き合い、それぞれが自分の場所で、自分らしく表現していくしかないのだと思います。
新録版は全体的にほんの少しテンポダウンしている印象。
ボーカルのニュアンスの幅が広がっているのが比較して聞くとよくわかる。ゴッチの歌い方なんてゴッチの歌い方でしかないと思っていたけど、完全にゴッチ(2023Ver.)の歌い方だ。
「七里ヶ浜スカイウォーク」とか特に。歌い方でこうも変わるか。
他にも音の分離が綺麗になったことで「こんなフレーズ入ってたのか」という再認識したり再発見できる楽しさがあって嬉しい。
「2025年の秋頃を予定しています。土蔵のスタジオをまず走らせつつ、隣のビルの2階と3階も借りてるので、そっちはもう少し時間がかかるかなと」
ボーカルパートも二人の掛け合いになる様に変わっている! — その他 (@sonota_524) July 13, 2023
「ミュージシャンとしては、日本土着の文化って羨ましいんですよ。音楽の場合、明治や大正の頃に大きなリセットが入っているので。ドレミファソラシドや平均律が西洋から入ってきて、それ以前の三味線や琵琶みたいな邦楽との繋がりはだいぶ切れちゃってる気がしていて」
そういう気持ちが完全になくなった訳ではないですけど、興味の向きが変わったのかもしれないです。
どっちも好きなのだけれども、2023年版は歌いだしの「嗚呼 リアルに何もない そうそう夢ってヤツもねえ…」という気怠そうな歌詞との親和性が増した気がする。
その音楽に出会う前と出会った後で全然人生が変わった日。自分にとって、アジカン ..
「島田市も藤枝市も、元々は東海道の宿場町として栄えたわけです。でも今や駅の周りだけが栄えて、ホテルも駅前に集まっている。そして古い商店街が廃れていく、みたいな流れがある。新しいスタジオは藤枝市の旧市街地再生プロジェクトにも関わっているので、よけいに考えますね」
アジカンのゴッチが就活と仕事について語る | Daily News
正直今のゴッチの歌い方は初期の曲にはあまりあっていないような感触はある。
『ソルファ』の再録版を聞いた時はもちろんテンションが上がったが、やっぱり荒削りな良さを原曲に見出してしまっているが故の物足りなさがあった。
(もちろんCD音源を聴き慣れてしまったせいなので、きっとライブとかで聞いたら全然気にならないと思うが)
「街は当時を思い出せないぐらい変わったけれど、アジカンは横浜のバンド」と思いを込める。 ..
「僕の勝手なイメージですけど、学校には行きたくない、みたいな子が『あそこなら行きたい』って場所になったらいいですよね。地元では見かけないようなバンドマンの大人が音楽を教えてくれたり、なかには勉強を教えられるやつだっている気もしますし」
横浜の街で育んだ感性を糧に アジカン後藤正文×GREENROOM代表
今回のアジカンは流石にこれほどのアレンジの差はないけれど、やはりスタジオでの一発撮りと、手間暇をかけた録音は思っている以上にそれぞれの良さが強く出るのだということがわかった。
アジカンのボーカル 後藤さんの歌声は真っ直ぐ心に入って、切なさを残し、ノスタルジックなイラストの映画の世界観に違和感なく溶け込んでいます。
「プロフェッショナルなスタジオで作られた一流の音楽に反抗するために、ガレージ(車庫)で練習してたミュージシャンたちがガレージロックを生んだ。さらに、そこからパンクロックなんかも生まれてきてるわけです。だから、その真ん中くらいの場所を作れたら一番いいなって思ってます」
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が、最新アルバムの制作エピソードを語り、結成25周年を一問一答形式で振り返った。
高校時代、当時の私にとってはアジカンなんて音がデカければデカいほどいいと言わんばかりの音量で聞いていたが、今はそんな体力はない。
普通に体にも良くない。
「未来の破片」は変わった曲で、ギターの開放弦を6弦から順に下に向かって3弦まで ..
けれども、都市の焦燥から逃れたような空気が漂う本作は、今のゴッチの歌い方がビックリするくらいマッチする。
後藤正文(ボーカル・ギター) · 喜多建介(ギター・ボーカル) · 山田貴洋(ベース・ボーカル) · 伊地知潔(ドラムス).
「でも、文化ってもっと広く開いてていいんじゃないかなと。どんどんスタジオが減って、一部の人だけのものになると、音楽という文化も細くなっていく予感があったんです」
後藤 正文 (@gotch_akg) • Instagram photos and videos
「ある意味では仕方ないですけど、そうじゃない場所もあっていいよね、とは思います。昔はレコード会社しかスタジオを持ってなかったし、『いい音で録る』技術をいかに外に出さないか、でクオリティがコントロールされてた」
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 暑かったけれど、楽しかった。どうもありがとう ..
「そういう風にお金のある人だけがいい音楽を作れる、となると、文化としてはどうなんだろうって気持ちも湧いてきます」
「アジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤正文」に人は何を見るだろうか。 青春時代に輝いていたバンド。人気アニメの主題歌。「リライト」。
2008年版の方だと歌い方自体は気怠い空気なのだが、2023年版はのびのびと歌っているせいか、身を任せるような穏やかさを感じる。
また喜多さんのハモりや、オクターブ下のコーラスが綺麗に入っていることもあって、切なく寂しげな空気がより際立ってグッとくる。
図太いボーカルと流暢なメロディー、力強いサウンドが魅力のひとつ。そして ..
「だからみんな、小規模のプライベートスタジオになるし、ドラムは打ち込みになっていく。富の偏在というか、儲かってる一部の人はいいスタジオを使えるけど、インディペンデントの人は工夫してやるしかない、みたいな状況になっちゃうわけですよね」