FXブログ」の羊飼い氏が、FXトレードに重要な本日の経済指標のほか、「米ドル/円」と「ユーロ/ ..


消費者信頼感指数は一般消費者へのアンケート調査結果に基づき集計された、経済に対する消費者マインドを示す指標です。コンファランスボード(全米産業審議委員会)が発表する米消費者信頼感指数や、ミシガン大学が調査した「ミシガン大消費者信頼感指数」が一般的に広く知られています。GDPや個人消費とも相関性があり、先行指標であることも注目される理由です。


ISM景況指数は全米供給管理協会(ISM)が企業の購買担当者を対象としたアンケート結果を基に算出する景況感を示す指標です。製造業・非製造業で別々に公表され、先行度が高い米国指標であることから非常に注目度が高いです。景況感を0~100で表し 、50ポイントの節目を上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断できます。

個人消費支出は個人が財やサービスの消費にどれだけ支出したかを示す指標です。米国GDPの約2/3以上を個人消費が占めることから、米商務省の経済分析局(BEA)が公表する個人消費支出は景気動向を把握するのに役立ちます。また、名目PCEと実質PCEから算出される「PCEデフレーター」は注目度が高く、価格変動の激しい食品やエネルギーを除いた「PCEコア・デフレーター」はFRB(連邦準備制度理事会)の参考指標であることから特に注目されます。

その国の経済規模を示す経済指標として、最も注目されています。 またGDPは、同じ ..

全米供給管理協会(ISM)が全米の企業の購買担当者に新規受注や在庫、生産、雇用、入荷状況などの項目をアンケート調査し、これを基に算出する景況指標です。購買担当者への調査という点ではマークイット(HIS Markit)が発表するPMI指数と同じですが、米国指標では先行指標としてISM指数の重要度が高いです。景況感を0~100で表し 、50ポイントの節目を上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断することができます。非製造業部門を対象とした「ISM非製造業景況指数」は注目度がやや下がるものの、こちらも先行指標として注目を集めます。

小売売上高は様々な形態の小売店の売上高を示す指標です。世界各国で発表されますが、米国では個人消費がGDPの2/3以上を占めることから、米国の小売売上高に対する注目度は他国と比べて高いです。個人消費とも相関性があり、特に自動車を除いたコア・小売売上高は重要視される傾向にあります。

購買担当者景気指数は企業の仕入れ担当者に対して行ったアンケート調査の結果を指数化した指標です。世界の様々な機関で公表され景気指標としてわかりやすく、50ポイントを節目として上回れば景況感が良く、下回れば景況感が悪いと判断できます。製造業PMIは景気の実態を反映する先行指標として注目されることが多く、特に「速報値」の公表時は為替レートが大きく動く傾向があります。

失業率は一国の労働力人口のうちに占める失業者の比率を示す指標です。国によって算出方法や公表する頻度が異なり、失業率と新規雇用者数を同時に公表する場合もあります。雇用情勢を把握するのに用いられる代表的な指数で、中央銀行が金融政策を決定する上での重要な指標となります。FX取引では米国や英国、オーストラリア、カナダの失業率が発表される際に為替相場が大きく動く傾向があります。


外為市場では米ドル高が進行している。今週の米経済指標でソフトランディングの期待がさらに高まる場合は、米ドル高のトレンドが続くだろう。

フェデラル・ファンド金利は連邦準備理事会(FRB)が金融政策を運営する上で、FOMC会合で決定する誘導目標金利で、FFレートとも呼ばれます。この誘導目標は米国の政策金利にあたり、景気動向に応じて調節され、国内外の市場にその影響が強く及ぶことから多くの投資家の注目を集めます。FX取引においては、2国間の金利差が為替レートに反映されやすいため、FRBがFF金利の誘導目標を変更する(政策金利を変更する)際には為替レートが大きく変動する傾向があります。

FXにおいて最もメジャーな通貨ペアである「米ドル/円」の特徴や取引する際のポイント、注目すべき経済指標 ..

連邦公開市場委員会(FOMC)はFRBの理事7名と地区連銀総裁5名で構成されているアメリカの金融政策を決定する機関です。FOMC声明は委員会終了後に公表され、主に金利変更を含めた金融政策の変更や現在の経済状況、経済見通しなどが示されます。前回のFOMC声明と比べて経済見通しに関する文章のニュアンスが変化すると相場が大きく動きやすく、市場で様々な思惑が交錯します。FOMC開催から3週間後に公表されるのがFOMC議事録で、委員会の議論の中で個々のFRBメンバーが示した見解を知ることができます。議事録での中で示されている政策運営を巡る議論の内容が声明文よりもタカ派(強硬派)もしくはハト派(穏健派)である場合、市場参加者の思惑が交錯して為替レートも大きく動きます。

米雇用統計よりも重要!? 今夜のドル/円を動かす経済指標とは?

FX情報満載の人気ブログ「羊飼いのFXブログ」を運営する凄腕ブロガー。日本ではまだFXが一般的でなかった2001年からFXのトレードを続けている。このコーナーはそんな羊飼いが今日発表される重要経済指標をズバリ解説!

ドル円見通し 米経済指標通過後に下落、149円台に抵抗感も(24/10/11)

米国雇用統計は米国の雇用情勢を表す最も注目度の高い経済指標です。調査対象が広く、事業調査と家庭調査に基づいて算出され、特に「非農業部門雇用者数」と「失業率」は雇用情勢を把握するうえで重要であるとされています。この他「平均時給」や「週労働時間」を含めた10数項目が発表されます。これらのデータは連邦準備理事会(FRB)の政策にも反映されるため、将来の政策への期待感から株式市場や為替市場に大きな影響を与えます。発表数値が事前予想から大きく乖離することがあり、この性質から発表直後は為替レートが大きく動くことが多々あります。

円高進行、ドル円は143円台、精彩欠く米経済指標が続けばさらなる円高も

政策金利とは中央銀行(米国のFRB、英国のBOE、欧州のECBなど)が金融政策を実行する上で設定する金利です。政策金利を調整することで、景気の過熱時は経済を抑えたり、逆に失速時は経済を刺激したりします。またFX取引では2国間の金利が為替レートに影響を及ぼすことから、市場参加者の注目度が高いです。各国の物価や経済状況によっても金利が違い、新興国では通貨安防衛を目的として政策金利を引き上げる場合もあります。日本では「無担保コールレート翌日物」、米国では「FFレート金利の誘導目標」が政策金利を指します。「公定歩合」は政策金利を意味すると思われがちですが、国内金利が自由化されたことでその役目を終えました。

FXで注目される経済指標とは?見方やスケジュールの確認方法を解説

消費者物価指数とは消費者が購入する物やサービスの価格変動を示す指標です。インフレ状況を把握する際に最も重要で、特に季節性要因を受ける生鮮食品を除いた「コアCPI」は注目度が高いです。一般的に物価上昇に過熱感がある時は中央銀行の利上げ期待が強まり、逆に物価が下落する場面では利下げ期待が強まります。消費者物価指数が「前月比」や「前年同月比」で上昇基調なのか、あるいは下落基調なのかに注目しながらチェックしたいです。なお、物価の変動を生産者側から測る指標として生産者物価指数(PPI)という指標もあります。

ドル・円は伸び悩みか、低調な米経済指標や介入への警戒感で | 通貨

多くの投資家が、FXを取引する際に主要国の経済指標をチェックしています。なかでもアメリカの経済指標の結果は、株式や外国為替を取引する世界中の投資家から注目されており、発表時刻の日本時間深夜に為替レートが大きく変動することもしばしばです。ここでは、アメリカの経済指標がマーケットに影響を与える理由や、必ずチェックしておきたいアメリカの経済指標とその概要をご紹介します。

【ドル円週間見通し】インフレ指標を見極める展開か FOMCは注意

経済指標の結果を見るときのポイントはいくつかあります。経済指標は月毎や四半期毎に発表され、前月比(または前期比)か前年同月比(または前年同期比)で比較することが一般的で、前回発表された数値から傾向が続いているのか、または傾向が変わったのかをチェックします。例えば、米国の消費者物価指数が上昇傾向にある局面で、上昇傾向が加速する発表結果となった場合は傾向にあると判断されて政策金利の上昇期待が高まり、ドル高が進行しやすくなります。逆に上昇傾向だった消費者物価指数が低下した場合はインフレの落ち着きが意識されて金利の先高観が弱まります。もう一つは事前予想値と発表数値の比較です。為替レートは現在起きている様々な事象や将来起こりうるであろう材料を織り込みながら動いています。当然ながら経済指標の予想値が出た段階で為替市場には結果が織り込まれ始めていて、結果が予想値とほぼ同じになれば為替レートの変動は小さくなります。逆に大きく乖離した場合は為替レートはその結果を織り込みに動くので、結果的に大きな値動きとなることがあります。また、速報値と確報値という形で2回発表される経済指標は速報値に対する反応が当然大きく、GDPといった大きな指標でも速報値と確報値では為替市場の反応が大きく異なる点は重要なポイントです。

国内・米国・海外の株式指数・テクニカル指標・為替・商品先物・経済指標のチャートを検索・表示できます。

経済指標を確認する上で注意したい点も抑えておきましょう。例えば同じ指標でも国によって集計方法や期間が異なることがあります。集計時期にタイムラグがあることもあり、重要度が高い指標を狙って取引する場合には事前にしっかりと準備したいです。また、物価指標などで大きく上下変動した場合は、項目や名目値ではなく実質値を比較するなど、確認を怠らないようにすると相場のヒントがあるかもしれません。特に経済指標は結果を受けて市場参加者による仕掛け的な取引が出る時もあり、発表前にを持たなくても発表後の相場の流れが収益チャンスになることを覚えておきましょう。

EURUSD に影響を与える経済イベントや報告をすべてチェックできます。経済指標カレンダーを確認してFX市場の動きに備えましょう。

経済指標の発表結果が外国為替市場に大きな影響を与えるとは言っても、主要国のすべての経済指標をチェックするのは困難です。そこでここからは、FXを取引する際に必ず押さえておきたい経済指標とその内容について説明します。

ドル円、152円突破は米指標(雇用統計・ISM)がトリガーに(今日から来週のFX)2024/3/29 · Comments2.

米国雇用統計は国の労働省労働統計局(BLS)が毎月発表している、米国の雇用情勢を表す経済指標です。毎月12日を含む週のデータが集計され、原則翌月第1金曜日に発表されます。頻度が高く、調査対象が多いうえ、発表時期も早いことから、為替市場で最も注目されている指標です。計10項目のデータの中で、特に注目されるのは非農業部門雇用者数(NFP:Non-Farm Payroll)と失業率、平均時給です。発表数値が事前予想から乖離することが少なくなく、発表直後に大きな値動きにつながることもあります。