米ドル/円【USDJPY】:外国為替・リアルタイムFXレート・チャート


ローソク足はその時間単位によって1分足(いっぷんあし)から1カ月足(いっかげつあし)までいろんなバリエーションがあり、計算の方法によってもいくつかの種類があります。ここではもっとも一般的なローソク足の使い方を見てみます。


1本のローソク足は「始値(はじめね)」、「安値(やすね)」、「高値(たかね)」、「終値(おわりね)」の4つの値を表しているので、4本値(よんほんね)とも呼ばれます。下の図のように始めに付けた値よりも高い値で終われば「陽線(ようせん)」、逆に始めに付けた値よりも安い値で終わっていれば「陰線(いんせん)」と呼びます。また陽線と陰線は色を分けて表示されます。どちらの色も決まった色はありませんが、外為オンラインの場合、初期設定では陽線を緑、陰線を赤で表示しています。

ここでもそうした人気のあるテクニカルチャートの見方をいくつかご紹介します。最初はその最も基本となるローソク足(ろーそくあし)チャートの見方をご説明します。

チャートの横軸を短い期間にして当日や2,3日の値動きを見たい場合には、「分足」や「5分足」を使うと良いでしょう。

外為オンラインのチャートでは、1分足、5分足、10分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、4時間足、6時間足、8時間足、12時間足、1日足、1週間足、1カ月足が表示できます。
それぞれ1分足チャート、1時間足チャート、週足チャートなどと呼びます。

チャートには分足(ふんあし)、時間足(じかんあし)・60分足日足(ひあし)など、さまざまな時間軸があります。と良いでしょう。時間軸を短く設定することで、直近の値動きがわかります。一方、と良いでしょう。「日足」はローソク足1本で一日の動きを描き、週足は1週間の動きを描きます。時間軸を長くすれば長くするだけ、過去から今日までの値動きの遷移がわかります。

ローソク足に次ぐ基本的なチャートが移動平均線です。為替相場のトレンド(方向性)とその強さまたは勢いを確認するためのチャートです。短い期間の動きを反映した「短期線」とそれよりも長い期間の動きを反映した「長期線」の2つを組み合わせて使うのが一般的です。

USD/JPY(米ドル円)は日本人FXトレーダーにとって最も馴染みが深く、取引高では圧倒的なシェアを誇る通貨ペアです。一般社団法人金融先物取引業協会が発表しているデータを見ると2020年の1年間でUSD/JPY(米ドル円)の取引高は全体の約60.5%を占めています。(出典:一般社団法人金融先物取引業協会 店頭FX月次速報をOANDA Japan株式会社が独自に集計)


[FX]ドル円 USD/JPY リアルタイムチャート 5分足/日足

時間軸が短いローソク足は短期的な値動きの傾向を分析するのに用いられ、時間軸が長いローソク足は長期的な方向性を探るうえで有効です。1日のうちに取引を完結させるデイトレードや数日〜数週間のスイングトレードによく用いられるのは分足で、1分足は1分間、5分足は5分間のうちにつけた始値、高値、安値、終値を表しています。

ドル円(USDJPY)のリアルタイムチャートです。5分足と日足が同時に見れます。

反対に、始値よりも終値のほうが安かった場合は実体部分を青色で表示し、「陰線」と呼んでいます。下落基調だったことを意味する「陰線」においても、実体部分が短いケースは売りの勢いが弱く、長いケースは売りの勢いが強かったと推察できます。(ローソク足の色は業者によって異なるため各社のチャート画面をご確認ください。)

USDJPYチャート — ドル円レート — TradingView

外為オンラインの「単純移動平均線」の初期設定はスマホアプリの場合、(25、50、76)になっています。この数値は足の本数を表しています。1時間足チャートの場合25は(1時間足×25)=25時間、50は(1時間足×50)=50時間の期間で算出されます。短ければ短いほど現在の相場に近い数値になり、長ければ長く設定した分だけ長期間の平均値が表れます。

<図表5 18日から19日にかけてのドル/円相場(5分足)> ..

1本のローソク足は、ボックス状になっている実体部分と、そこから上下に伸びたヒゲ部分(上ヒゲと下ヒゲ)から構成されています。実体部分の上下は始値(最初に取引が成立した為替レート)と終値(最後に取引が成立した為替レート)、ヒゲ部分の上下は高値(最も高かった為替レート)、安値(最も安かった為替レート)を示しています。

5分足で分かるドル/円欧米市場動向 取引材料乏しく方向感欠く展開!

そして、次に1時間が経過し、新しい時間足が形成されたら、同様にその時間と過去4時間分の終値を足して5で割った値を線で結びます。このように1時間ごとに算出された価格を線でむすんだものが単純移動平均線です。

※ 下記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。 ..

チャートとは価格の動き、つまり値動きを表したグラフのことを指します。FXのみならず株価でも過去の動きをグラフ化したチャートが用いられます。
冒頭にも述べた通り、チャート分析はテクニカル分析の一つで、過去の値動きや価格の推移、またその位置関係から相場の動きを認識・予測します。

10秒足 · 1分足 · 5分足 · 10分足 · 1時間足 · 日足

下のチャートは米ドル/円の4時間足チャートです。移動平均線の設定は(短期=10)、(長期=20)に設定しています。
さらに同じ米ドル/円で、2時間足チャート、1時間足チャート、30分足チャート、15分足チャートで比較してみます。

【2024/3/8(金)】USD/JPY ドル円 5分足トレード分析

チャートは為替レートの推移を示したものですが、そのグラフの描き方については様々な手法があり、日本で考案されたローソク足もその一つです。ローソクを見れば、時間の経過とともに為替レートがどのように変動していったのかをリアルに把握できます。

【2024/3/8(金)】USD/JPY ドル円 5分足トレード分析 ..

テクニカル指標とは、を指します。チャート分析だけでは見えてこない相場の買われすぎや売られすぎといった過熱感売買のタイミングなどを簡単に確認することができます。テクニカル指標は有名なものから自分で計算・開発したものまで星の数ほどあり、です。
テクニカル指標にはトレンドの方向をわかりやすく示すトレンド系と、買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系があります。これらは単体で使う場合もあれば組合せて使うこともあります。

ドル円の過去20年分のローソク足チャートを1分足で見てみるの巻

FXの取引を行う上では、相場が過去どのような値動きをしていたのかを知り将来の値動きを予想するためにチャートやテクニカル指標の見方を覚える必要があります。
チャートの縦軸は価格、横軸は時間を表します。
たとえば米ドル/円のチャートであれば、グラフの上に行くほどドル高(円安)、下に行くほどドル安(円高)になります。

5分足のローソク足パターンを使用して、50ドルを7日間で ..

こうして4時間足、2時間足、1時間足、30分足、15分足を比較してみると同じ時間帯で発生したデッドクロスとゴールデンクロスでも時間足によって発生位置が少しずつ違ってくることが分かります。また今回は同じ「短期=10」、「長期=20」の設定でしたが、この期間を変更するとデッドクロスとゴールデンクロスの発生位置も変わってきます。この5つの中では1時間足と30分足が0.91円と、最も大きな値幅が取れていますが、必ずしも時間の短い足が良いとは限りません。最後の15分足の例を見れば分かる通り、反応が早すぎるとわずかな変化でもデッドクロスとゴールデンクロスが表れ、2セットの売買注文を出すことになりました。その結果、2つの値幅を合計しても0.46円にしかなりませんでした。

本データは10分おきに再集計され、その約5分後に表示されます。 背景が水色の行は現在レートの位置を表しています。

FX取引において今後の相場を予測する際に用いられる分析手法は大別すると2つに分けられます。一つが、経済活動や資金需給(資金の流れ)の基本的な要因や情報を基に分析を行うファンダメンタルズ分析。そしてもう一つが、チャートやテクニカル指標を用いるテクニカル分析です。一般的にファンダメンタルズ分析が中長期のトレードに適しているのに対し、テクニカル分析は超短期から中長期まで幅広く応用することが可能です。ここではテクニカル分析において主役ともいえるチャート分析の使い方を解説していきます。

クォンツ手法を使って分析するFX(為替)のチャート・テクニカル決定版「FX株マップ.com」

これらの例からも分かる通り、「どの時間足」に対して、移動平均線の「短期・長期は何本の設定」がいいのか、100%当てはまる方程式はありません。自分自身が使いやすいと思える設定を探すことが大事です。では次にトレンド系の中でもよく使われているボリンジャーバンドの使い方を見てみましょう。