フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)の適応としては、以下が認められています。
心臓と腎臓が影響を及ぼし合って互いの機能を低下させる「心腎連関」。糖尿病治療薬として開発されたSGLT2阻害薬が、心不全や腎臓病に対する有効性を示し、治療に新たな展開が訪れています。国内では昨年11月、アストラゼネカの「フォシーガ」が慢性心不全の適応を取得し、12月には慢性腎臓病への適応拡大を申請。日本ベーリンガーインゲルハイムの「ジャディアンス」も慢性心不全への適応拡大を申請中で、慢性腎臓病でも開発の最終段階に入っています。
「心腎連関」とは、心機能の低下と腎機能の低下が影響を及ぼし合う現象のことです。心臓と腎臓は密接に関連しており、心疾患で心臓の機能が落ちると腎臓の働きが悪くなることがありますし、逆に、腎疾患で腎臓の働きが悪くなると、その影響で心臓の機能が低下することがあります。心不全患者の生命予後は腎機能に大きく左右されることが知られており、慢性腎臓病の患者では心血管疾患のリスクが高まることもわかっています。
世界で初めて承認されたDPP-4阻害薬 ジャヌビア/グラクティブは2型糖尿病の方に対して使用できるお薬です。 食事をして血糖値が高くなる時だけ膵臓からのインスリン分泌を促すタイプのお薬として、世界で初めて承認されました。…
それではフォシーガは、どのようにして効果を発揮するのでしょうか?
フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。
世界で初めて承認されたDPP-4阻害薬 ジャヌビア/グラクティブは2型糖尿病の方に対して使用できるお薬です。 食事をして血糖値が高くなる時だけ膵臓からのインスリン分泌を促すタイプのお薬として、世界で初めて承認されました。…
糖を排出する糖尿病治療薬 ルセフィは大正製薬によって開発された糖尿病の治療薬で、SGLT2阻害薬に分類されます。 ルセフィは膵臓ではなく腎臓に作用することで効果を発揮し、血糖値を改善できます。 ただ、糖を尿として体外へ排…
フォシーガ錠は5mgと10mgがあり、必要性や用途に応じて量を調整していきます。
SGLT2阻害薬フォシーガ、日本で慢性心不全の承認取得/AZ・小野
週1回タイプの糖尿病治療薬 トルリシティは、本来は2型糖尿病の方にだけ使うことのできるお薬です。 最近では自由診療領域で、食欲抑制効果を利用した医療ダイエットとして使われている実情があります。 大きな特徴として、週1回タ…
「臨床成績」の項の内容を熟知し、臨床試験に組み入れられた患者の背景(前治療、左室駆出率等)を十分に理解した上で、適応患者を選択すること。
糖を排出する糖尿病治療薬 ルセフィは大正製薬によって開発された糖尿病の治療薬で、SGLT2阻害薬に分類されます。 ルセフィは膵臓ではなく腎臓に作用することで効果を発揮し、血糖値を改善できます。 ただ、糖を尿として体外へ排…
「フォシーガ」、CKDの適応追加 国内初、糖尿病合併の有無問わず
週1回タイプの糖尿病治療薬 トルリシティは、本来は2型糖尿病の方にだけ使うことのできるお薬です。 最近では自由診療領域で、食欲抑制効果を利用した医療ダイエットとして使われている実情があります。 大きな特徴として、週1回タ…
アストラゼネカと小野薬品工業は、SGLT2阻害剤「フォシーガ」が慢性腎臓病(CKD)の適応追加承認を25日に取得したと発表した。
2020年にこの腎臓を保護する効果は糖尿病じゃない腎臓病の患者さんにも効果があるという報告が出て、2021年9月より日本で糖尿病がない腎臓病にも保険適用が通り、医療機関から処方することが可能となりました。
[PDF] フォシーガ錠 5 mg、同錠 10 mg に関する資料
*尚、フォシーガはSGLT2阻害薬と呼ばれるお薬の一つです。フォシーガが格段に有名なので薬剤名を挙げていますがこの記事の内容はSGLT2阻害薬全体を示しています。
フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)
ただし、フォシーガの腎保護効果について明らかになっていることと、明らかになっていないことがあり、積極的に使用したい場合とそうではない場合を筆者の主観で以下のように分けてみました。
ダパグリフロジン(フォシーガR)5mgと10mgの違いは何ですか?
適応外であり、臨床での有効性、安全性、薬物動態等を検討したデータがないため、お勧めしていません。
特にSGLT2阻害薬は糖尿病のない心不全患者さんにも適応 ..
患者さんから腎臓病の治療として注目を集めているフォシーガという薬についてご相談を頂くことが多くなってきたので触れたいと思います。
フォシーガは、日本国内では糖尿病や慢性心不全、慢性腎不全の治療薬として承認されています。ダイエット目的としては適応外であり、自由診療です。
心不全も腎不全も薬物治療の中心は降圧薬ですが、近年、心臓と腎臓の両方に対する臓器保護作用を持つ薬剤として注目されているのがSGLT2阻害薬です。
どちらがあなたに向いてる?SGLT2阻害薬(フォシーガ)とGLP-1
適応外であり、臨床での有効性、安全性、薬物動態等のデータがないため、お勧めしていません。
糖尿病治療薬のフォシーガは中等度腎機能低下にも適応拡大・FDAより ..
○慢性心不全
ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。
フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用
適応外であり、臨床での有効性、安全性、薬物動態等のデータがないため、お勧めしていません。
フォシーガ (Forxiga) | 基本情報, 効能, 注意すべき副作用, 用法・用量
○慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。
選択的SGLT2阻害剤フォシーガの効能は? 糖尿病薬フォシーガの副作用は? フォシーガ錠の適応は? フォシーガの効能と副作用は?
医療職はもちろんのこと、法人運営スタッフ(医療経験を問わない総合職)も随時募集しています。
慢性心不全へのフォシーガ®︎> ダパグリフロジン(フォシーガ®︎)が、左室駆出率の低下した心不全(HFrEF)へ適応拡大されましたね。
フォシーガに限らずどのお薬もメリット・デメリットがあり、それらを天秤にかけて判断していく必要があります。
フォシーガ錠10mg/ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠の効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。
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