モン・ドール | チーズ辞典 | チーズクラブ | 雪印メグミルク株式会社
また、セミナーでモンドールについて語るアレオス氏の動画からも、
こだわりをもって熟成を行なう、氏の人柄に触れることができますので、ぜひこちらもご覧ください。
鼻に抜けるエピセアの香りと、その力強い余韻がいつまでも続くような心地よい後味は、さすが"チーズ熟成士の巨匠"と呼ばれる方の職人技ですね。
アレオス氏は、常に"生きているチーズを扱っている"ことを理解し、こだわりをもって熟成を行なっています。熟成による変化を五感で感じ取り、チーズの声に耳を傾けながら、丁寧に熟成を進めていくのが、アレオス氏のスタイルです。それを最も実感できるのは、熟成モンドールでしょう。
アレオス氏直伝のサーブ方法で、時間をかけて楽しむモンドールの味わいは、
ほんのわずか口に含むだけで、普通のモンドールとの圧倒的な違いが感じられるのです!
舌の上でするりととろけていく瞬間、モンドール独特の「エピセア」の風味が程よく香り、
同時にミルクの優しい味わいがフワッと広がります。
秋冬にしか楽しめない!とろりと濃厚モン・ドールの魅力 | エノテカ
アレオス氏が熟成を手掛けるモンドールの最大の魅力は、
"濃厚さ"と、食べるごとに表情を変える"複雑さ"でしょう。
また、フランス労働省から熟成士としての功績が認められ、フランスでただ一人「MAITRE ARTISAN FROMAGER AFFINEUR」="チーズ熟成士の巨匠"の称号を与えられているほどの存在なのです。
彼の卓越した熟成技術はプロからも高い評価を受け、ミシュランの星付きレストランにも選ばれています。
さらに「ニューヨーク・タイムズ」誌を始めとする様々なメディアでも紹介され、世界中の注目を集めています。
奥様であるラシェル・アレオス氏とともに、今後も卓越した熟成士の技を極め、最高のチーズを提供してくれるでしょう。
フィリップ・アレオス氏は、パリにショップを構え、地下にある4つの熟成庫にてあらゆるタイプのチーズを熟成し、販売しています。
1年で扱うチーズの種類は「180~250種」にも達しますが、その一つ一つに対し、最適な温度・湿度管理・洗い方などを把握していて、経験と技術によって最高の状態にまでチーズのコンディションを高めます。充実した施設で徹底した衛生管理を行っていることでも知られています。
ロドルフ・ムニエ氏は、祖父の代から、親子3代にわたってチーズ作り・熟成に携わり、現在、緑が広がり自然が多く残るトゥーレーヌに工房を構えています。
数多くのコンクールで功績を残し、2007年1月にフランスに開催された「カゼウス・アワード(国際フロマジュリーコンクール)」では、見事優勝を果たしました。さらに同年の「MOFコンクール」では、決勝戦を制し、フランス最高峰の熟成士として認められる存在となりました。
モンドール オ ヴァシュラン デュ オー ドゥ A.O.P. 約350g
ウォッシュタイプのチーズであれば、さらにアルコールを吹きかけて熟成を進めてみたり、
白カビであれば、温度・湿度を厳密にコントロールして熟成を最良の状態にコントロールしたりと、その全てがまさに職人技です。
モンドールはいつが食べ頃なのか? | FIANO 株式会社フィアーノ
日本ではなじみのないチーズ熟成士の仕事について簡単にご紹介いたしましょう。
彼らはまず、農家やメーカーからチーズを買い付けてきます。
このチーズ、もちろんそのまま食べても十分においしいのですが、これをさらに熟成させて、
味そのものをより上質なものへと変えてしまう、まるで“魔法使い”のような職業です。
少し大きめのモンドールが入荷しました!3~4名で楽しめるサイズです。 フランシュ・コンテ地方の秋冬だけに楽しめる「ごちそうチーズ」です。
※モンドールは冬期限定のチーズのため、夏期の間は次回の販売まで今しばらくお待ちください。
8月~3月までしか作られない旬を味わうチーズ。 1年に1度の冬季限定チーズ。 エピセアというモミの木のワッパの中でとろりと熟成させます。
こんな歴史があったため、モンドールは冬が到来する11月から3月くらいまでの間作られるチーズとして長年続いてきました。でも、あまりにも人気が出てきたため製造期間は前倒しになり、今では夏も盛りの8月15日から作ってもよいことになったという訳なんです。少しでも長くおいしいチーズが味わえるというのは嬉しいことですね。
mondorの意味や使い方 人名苗字 モンドール - 約497万語ある英和辞典・和英辞典。発音・イディオムも分かる英語辞書。
彼らは、チーズを指で押して、その指の感触だけでチーズの熟成具合を確認します。
チーズの端から真ん中までまんべんなくチェックし、手触りと香りなど、
五感をフルに使いながらそのコンディションを確かめるのです。
その姿は、静かにチーズと対話しているようで、ある意味“芸術的”ともいえるでしょう。
② チーズの中心を直径3cm程ナイフで丸く取り除く。 (ひとつ上の写真のように、底までくり抜く。 ..
「熟成士」の職業と、3名の熟成士のプロフィールとともに、
各モンドールの味わいをご紹介しましょう。
季節限定チーズモンドールにワイン!|AlcotradeTrust
この美味しいミルクでつくる、本間幸雄(さちお)さんの「茂喜登牛」は、スイスやフランスの「モンドール」のような美味しさです。
夏のモンドールと云う別名のあるチーズを(カブリ・アリエジョワ)
コンテの熟成には数ヶ月がかかりますが、モンドールだったら1ヶ月くらいで食べられるようになります。少ないミルクでできて、作ってしばらくしたら食べられるチーズというのは、交通が不便だった雪国の冬の生活にはありがたいもの。つまり、モンドールはコンテが作れない時の“代用品”だったのです。
① モンドールのふたを開けて、ナイフなどでチーズに穴をあけて、中に白ワインを注ぐ。分量は・・・どのくらいでしょうね
チーズは熟成した人が違えば、味わいも変わるのが面白いところ。
『モンドールAOP』も、その例外ではありません。
内容変更※モンドール試食即売会→大試食試飲会!:12月22日(土)
かつて“幻のチーズ”と言われたモンドール。
秋の訪れとともに、入荷になる『モンドールAOP』は、チーズファンの中で大人気の秋冬限定チーズです。
モンドールは表皮を洗いながら熟成させた“ウォッシュタイプ”のチーズに分類されます。
ウォッシュタイプのチーズは、やや癖があることから好みが分かれますが、この“モンドール”だけは、普段苦手な方をも魅了する味わいです。
このチーズは、秋から冬、正確には「8月15日~3月15日」の期間にのみ生産される“季節限定のチーズ”で、入手困難な一品としてチーズファンの間で有名でした。
今でこそ、生産時期がやってくれば何とか入手できるようになりましたが、十数年前までは日本への輸入自体が禁止されていたため、チーズファンの間では“幻のチーズ”と言われていたのです。しかし、ヨーロッパではチーズ作りが縮小傾向にある今、また幻と言われることになるかもしれません。
モンドールのチーズフォンデュ with サヴォワワイン&シャブリ
しかし、冬は様子が違います。牛は冬になると干草を食べるようになりますが、こうなるとミルクの出る量がガクンと減ります。さらに、雪深いこの地では、昔は雪が降るとチーズ工場にミルクを運ぶことができず、自分の家でチーズを作っていました。コンテの場合、1個を作るためには40リットルものミルクが必要となるのですが、とても一軒の農家でそんな量はありません。そこで作られたのが、熟成期間が短くて、ミルクの量も手ごろなモンドールだったのです。
毎年クリスマスケーキの製作が終わるとみんなで「クリスマス会&お疲れさん会」をします。 そしてその時必ず食べるのが「モンドール」。
モンドールが作られているのはフランス東部の山岳地帯。フランシュ・コンテ地方(別名ジュラ地方)と呼ばれるこの地の代表的なチーズは、ご存知『コンテ』です。コンテといえば、フランスでの消費量ダントツ No.1 の大人気チーズですから、春から秋にかけて牛が出すミルクは、次から次へとコンテ作りに回され、大量にコンテが生産されます。そう、モンドールに回すミルクなどないのです!
チーズコラム「モンドール」編|スタッフコラム|Wine des Mami
ピアノや音楽を愛する彼の、芸術的な感性から作られる、上品で洗練された熟成チーズは、プロからも高い評価を受け、ミシュランの星付きレストランにも選ばれています。
MOFの頂点に立ったことで、さらに注目を浴びることは確実で、今後もより一層の飛躍を期待されているMOFチーズ職人です。